■研究リポート 303.

難解 フルゴールド スワロー
■2023年5月の個体
■全身金色のスワローです、きれいで魅力的ですね。
■とてもスワローがよく表現された個体です。

久しぶりに刺激的な個体が得られました。
頭の中では簡単に描けるとしてもいざ本当に作出しようと思うとこれは難儀なものであります。
今回はアイボリー系ブルーグラススワローからの出現ですが、割合と数まとまってのことで注目してみました。

なぜブルーグラスからフルゴールドが出るのかな?
最近のブルーグラスは一昔前の話題でいうところのような、仔をとるとブルーグラス・レッドグラス・ブラオが現われブルーグラスを淘汰していく云々・・・・・というような単純なというと語弊がありますが、セオリー通りのブルーグラスの方が稀という時代になっています。
これは、ブルーグラス自体の表現の淡いブルー色の上に細かくドットをとばすという表現は元来グラスと言われる遺伝的な要因だけでは表現に限界があるということですね。
そこで、先人たちは他の遺伝的な要因をブルーグラスの表現に害?が無い程度に加えるという仕事をした訳です。
現在でいうと、表に見えるのはアイボリーなどはもう常連ですね、他にキングコブラ・シルバーブルーグラス後はファンテールなど上げると「えぇ〜」というくらいに下地に潜んでいる訳です。
ですから、ブルーグラスの仔をとってみたところで従来のセオリーに準じた表現を得るのは難しいかもしれません。
これは、良く見せるための努力の賜物であはありますから決して悪いことでは無いでしょうが、仔をとるとチットびっくりかもです。
ある意味従来のブルーグラスのセオリー通リ動く個体の方が珍しいのかもともおもいますが、話は少々脱線しましたが。

こうした現状を踏まえた上で思考してみますと、なるほどブルーグラスからフルゴールドもアリかなというお話になる訳であります、なにともかく手順を踏んで作出するには気の遠くなるような表現尾個体がこうして得られてくるのは、一考して見れば得難い状態でありさぁどうこの表現をまとめましょうか・・・・?。

あっそうでね、フルゴールドとは基本的にどのような構造なのか?
ザっと言いますとレースのソリッドということに当時としてはなってましたが、さぁ今のフルゴールドはいかにですね。
                                                                          (2023年5月7日)


Canon EOS 50D・EF100mm  F2.8 マクロ   Photo/S.kobayashi