タイガー ホリゾンブルー


グッピーの表現の豊かさを感じざる得ない表現で、全身が金色で尾ビレの状(ヒレの骨ですね)がまるで燕の羽のように先端が伸びてきます、メスも色表現は無いにしても各ヒレはスワローを表現してきます。
スワローという遺伝的な表現は、各ヒレの状がランダムに伸びるというものですがスワロー因子は抑制因子を抱いていてこの抑制因子が外れた個体のみスワローを表現するということなのですが・・・・・。
またフルゴールドはレース因子とソリッド因子双方を持つ個体の中からソリッド因子が揃った場合こうしたフルにゴールドの個体になるということなのですが・・・・・各表現ゴールド・スワローともに表現の構造は少々厄介で手のかかるの由縁ですが、素晴らしい表現です。

この個体は、グラス系リボンスワローからの選別個体です。
リボンスワローというのは聞きなれないと思いますが、ザックリといいますとスワロー抑制が弱いものと捉えていただくと簡単です、通常のスワローよりも出現率は高くなり品種としては扱いやすくなります。
まだまだ完全には整理されていませんが、このようにとても美しく豪華な表現がグッピーのはまだ多くいるのは素晴らしいですね。

 arrows We   movie shooting/S.kobayashi