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       ■いわゆるロタラなのですが・・・・。 
      ロタラ ハイグロ 
         
        Rotala rotundifolia 
      この頃のロタラ ハイグロで販売されている個体は草体が幾分当時のものと異なるように思えます。 
        原因については賛否あるのでしょうが・・・とにかく葉が割合と厚ぼったく円葉でグリーンを強く表現します。 
         
        当時と言いましてもかれこれ30年以上前のおはなしになりますが、葉は,薄く長めの葉になりました、そうして条件にもよりますがきれいなピンク色の葉を作ります。 
      ここ2〜3年のことなのですが、当時からずうっとこのロタラを水中葉で維持栽培されているお客様がおられまして、当店得意?の長はなしの中で知りまして、相変わらずにきれいなピンク色で成長しているとのことで「また水槽を整理するときにでも余剰がございましたら」と声をかけておりましたら、2年ほど前になりますか、何本かお譲りいただくことになりましたのが元であります。 
         
        30年強前といいますと、ご存知の方もおられると思いますがハロウ出版さんから「水草百科」が出版された頃でそのころお買い求めいただいたものというおはなしでした。 
        私自身この辺の最近の水草は汚いというと語弊がありますが水の流れに揺らぐという繊細さが失われてしまったように見えて何回かわ育ててみたのですがどうも違うということでやめておりました。 
         
        お譲りいただいた個体を育ててみるとやはり何もせずともにゆっくりと伸び上がり水面に近くなると成長点からゆっくりつピンク色に変わってきました、やはりこれですね。 
        しかし昨年は何分ともに成長はスローでありますので売るという段階では無く今年は水中葉で量産も狙った訳ですが。 
        これがとにかくずぅ〜っと水中生活を30年以上もしている個体でありますのでこれがなかなか水中葉を作って切れず・・・ここの来まして少しですが数がございます。 
        この個体からは意外と簡単に水中葉を作ります、その方が彼らのは良いのかも。 
         
        わかりやすく言えば古き良き表現を今だに持ってくれている貴重な個体ということになりますね。 
         
        余談ですが、今年順調なベニコウホネも、また現在販売しているバコパ カロニアーナもこの頃からのものです。 
         
        当時はきちんとした珍しい品種がかなりはいってきているように思います。 
       
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