■お知らせ
まずはお知らせです、グッピー元気のビーズがビーズ製造のメーカーさんの都合で生産が出来なくなり交換用ビーズは在庫分で終了になります。
終了後はビーズに変わる別の商品になりますのでよろしくお願いいたします、現在グッピー展示水槽や水作り用水槽で一年くらい前から使用しておりますがビーズ同等以上の水作りができています。
商品スタイルに付きましては後日ご報告させていただきます、ご期待ください。

■近況です、今年は松の選定がお願いできました!
二年ぶりに庭の松の選定をしていただいています。
手のとどく範囲は自分でなんとかやったのですがさすがに高いところは素人にはムリがありますね。

 
松の周りにやぐらを組んで・・・・。

 
その上に木の柱を渡してその上に上って選定。
 
随分綺麗になってきました。
 
二日がかりでやっと綺麗な姿になりました。

二年も経つと本当にヤブ状態ですね。
松の頭の高さは二階のひさしくらいはあります、見ていてもこわいですどう見ても素人にはというより私の場合高所恐怖症でありますので絶対的にムリであります。
クチンと選定すると綺麗な樹形の松なんです、これで一年いいかな。

今年も早々にキノコ汁にありつけました、うちのコーギーどものオフ会とやらで蓼科に出張ったさい買い求めてきてくれました、毎年秋のお楽しみであります。
キノコはジコボーであります、下手なキノコよりぴか一うまいです!

 

近くの田んぼも稲刈りがはじまり秋の風情です、庭の朝顔もそろそろ終わりかなといった感じです。
虫の声も高くなり本格的に秋が近づいている感があります、店舗に吹き込む風も心地よく良い季節になりますね。
温度も下がりグッピーには最高の季節です。

これが、このところ随分アクセスいただきました2年間水足しだけで維持しているウィーンルブラの展示水槽です。
相変わらずまんまの管理状態です、水の透明度もバツグンです。
想像以上に反響がありまして本人ビックリいたしております、こうした方法も一つの思考だと考えます。
このところこうした水槽にあった水草を教えてくれといったお問い合わせが今度は何方からいただくようになりその内また番外編にでもご紹介致したいとおもいます。
丁度季節も水草の路地ものの整理のシーズンになりますし時期合わせてご紹介させていただく予定です。
久しく近況でございました。

■ブルーグラスの遺伝的な構造を整理できはじめました。
ここ一年くらいかけてブルーグラスの整理を重ねてきましてここに来て何パターンかまとまってきましたので今回は集めて見ました。
遺伝的に判りやすくなったブルーグラスは大変に表現のコントロールが楽になり多くの場合に容易に対応できます。
従来のようにただ交配を繰り返すだけでなく一つ上の楽しみを感じていただけると思います。
リスト上に詳しい説明を載せてありますので読んで見てください、グラス系品種ってそうだったのかとご理解いただきやすくなると思います。
合わせてグラス系品種をいくつか集めましたので覗いて見てください。

■交配と交雑の違い
最近色々なお問い合わせやご相談をいただくのですが。
「これとこれをかけるとどうなるんですか?」とか
「これを維持するのにはこれをかけていいんですか?」などいろいろであります。

こうした交配という仕事はグッピーを楽しんでいく上で重要なウエイトを占めているのは言わずと知れた事でありますが、端的な話なんでも交配すればどうにかなるという話ではないのがポイントであります。
簡単な話、雑種と雑種をかけても得られる固体は雑種なのであります、言われて見れば当たり前のはなしでありますが以外にやっていることはこの雑種と雑種をかけているというのが実情であります。
露骨にいうとこうした掛け合わせは交配というより交雑であります、掛け合わせる親どうしが基本的にキチンと遺伝的に整理されていない個体同士掛け合わせるのではなにがどう表現された固体が出現してもさあこの固体をどうしようとしてもほとんど意味に無いものになってしまいますし手のつけようがありません。
出た、出現したという次元で基本的に意味をなさない訳です。
これがせめて片親だけでもある程度遺伝的に整理されている個体ですと話は全く変わります、出現した固体から内容不明の方の親の内容を想像することが可能になって来ます、これは間違いなく作意性をもった交配と言えます。
よくお問い合わせいただく中に
「うちにいるこれととれを・・・・・・」というお話をいただくのですが、自分でやっていない固体は内容が全くわかりません。
特にグッピーのように品種としての取り組み甘いものが平気で市場に流れている中では想像すら難しくそれらの固体の内容は自分で時間をかけて整理していく必要があります。

私事でいかんのですが、現在モザイクを販売していますがこの固体ももう随分になります、交配にどうしてもモザイクが必要になり手っ取り早くと市場をあさってみたのですがモザイクの名で販売されている固体はすべてモザイクグラスでらしい柄を表現するためにグラスとの交配ものだけで使い物になりませんでした。
仕方なく自分でモザイクで揃えることにしたのですが私の無知もあり「これでやっとモザイクでそろったぞ」というのに気が付けば三年かかってしまいました。
グラスもご多分に漏れずこの固体は私の所に縁あってきたのは随分前であったのですが「これは間違いなくグラスでそろっている固体だな」と確信するまでに長い時間がかかってしまいました。
この際各品種に対する正確な認識が必要になるのは言うまでもありませんが。
こうしてある程度の遺伝的な要因をとりまとめて一定の表現を得た個体をはじめて品種と呼ぶ訳です。

このように遺伝的に揃った固体を持つことはこれから交配を楽しんでいく場合には必須意的な条件になります。
またこうした固体を持ち交配することにより自分の持っている固体の遺伝的な要因をいち早く想像することが出来自分の目的とする交配の方向を見定めることができる訳です。

まあ趣味の世界ですからゆるい表現を楽しむというのも一驚ではありますが、ずっと交雑のなかを這い回るのもつらいもので、できましたら最終時には交配を心がけるよう進めばより安定した楽しいと付き合いにグッピーとなると思うのですが。

よい例になると思うので一つ。
私のところでいきなり出現してきたウィーンルブラですが、いきなり出現したように見えるものでもある程度整理をしながらラインどりをして繁殖しているものから出現する固体はある程度内容が読めるようになる可能性が高いのです、その品種の元の元も判っている訳ですから。
ルブラは出現率が50%まで来たところで読みきれづルブラ用に水槽を40本近く割いて仔を取りましてなんとか固定できました、現在は水草水槽で自然繁殖させて楽しむところまできtました。
突然出現したものが品種になるか単に雑種で終わるのか、ある程度は揃えるという仕事が必要とおもうのですがいかかでしょうか?

最近少し感じたところを少しでした。
本日はここまで。