随分と稲穂も重くなってきました、信州諏訪は最近夜間は大変にすごし易い陽気になってきました。
すごし易い季節になります。

先日来のアイボリーの話は想像していた以上に長引きまして、楽しんでいただけたとおもいます。
アイボリーをお買い上げいただいているお客様でお問い合わせいただいた方々には不明な点は捕捉させていただきましたが、ただ教えろと言われましてもわたくしどもサイトは趣味のサイトではございませんのでより詳しくという方々のためにアイボリーグラスをプレミアム販売に加えました。
アイボリーグラスを筆頭にアイボリー系品種について解説アイボリー表現の基本的な考えかたなど数々の画像・顕微鏡画像を交えご紹介いたします。
また、まだ話としてでて来ていないアイボリー系品種の遺伝的要因など面白い内容になっています。

■キングコブラの話
時間がかかりましたがここでやっと昔、昭和40年代頃のキングコブラに遺伝的な構造が近いものが再現する事が出来ました。
最近キングコブラで販売されているものの大半はいわゆるグラスコブラでグラスと交配することによりキングコブラ風味のタイプを成立しているものです。
コブラをモザイクに交配した表現はどうしても尾びれに赤が指してくることが多くキングコブラとはかなり雰囲気がことなります。
また東南アジアからのコブラはブラックテールを噛んでいたりコブラ独特の繊細なコブラ柄が弱くなっている場合が多くみられます。

まだ若い固体で表現はこれからといった所ですが、コブラ柄はちゃんとチェン状になり腰の部分はただ黒色ではなく見る角度でブルーグリーンに見えます。
当時のキングコブラをご存知の方には多分懐かしいものに写るとおもいます。
また表現が出来て一代目でありますので仔は少し不安定な部分はあるとおもいますが、性染色体のXYをコブラで揃えてありますので代が進めば安定的なものとおもいます。
楽しみな品種です、親になってからと思ったのですがとにかく見たいというご要望をいただきましてとりあえず。
そのうちに親になりましたら画像をならべてご紹介いたしたいと思います。

■ブラックタキシードレッドテール?
この固体はブラッタキシードのメスにグラスグラス系レッドグラスのオスを交配させたF1固体です。
タキシードを使わずに、安定したモザイクタキシード表現が作れないかという試みの一つです。
ここではレッドテールという表現をしたのですが、多分レッドグラス柄に似た尾びれの表現になるのでは・・・・・。
ほぼ目的達成なのですが。

この固体の表現を見ていただくとXブラックタキシードっていうのも満更でないとご理解いただけますでしょうか。
こうした手法もまた新しい世界を広げてくれる挑戦の一旦であります・・・・・・・・・・・・。

早速この画像をご覧いただきお電話をいただきまして

「おォ〜ぃこの固体表現の向こうにぷらちなショ・・・・・・が見えない?」

もしかして先手が居たか・・・・・・・・・・・・・

本日はキングコブラのご報告まで!