何かご無沙汰になってしまっていすひとり言です。
今回もよろしくお付き合いください。

最近とにかく今までやっている色々な仕事がまとまりはじめましてどうしたご紹介をしようか思案中といつた所であります。
最近の仕事の報告です!

■グラスの話
まず長くなりましたブルーグラスですが、やっとなんとか基本的な構造の整理が固まってきました。
今まではとにかく自分の所にいた系統これは、ブルーグラスが初めて雑誌で紹介された頃確かアライハッチェリーさんの固体であったと思うのですが当時は市場にブルーグラスというものはおりませんでした、これをどうしても欲しいというお客様がおられましたが当時は入手するルートは無かったためご自分で仕立てられた方がおりました。
これは当時のグラス今で言うところのガラスのグラスですかねと輸入のネオンタキシードの交配から作出したもののまつえです。
また生前唐沢氏の持っていた系統です。
こうした固体たちは怪しい情報や長年にわたる他のラインとの交配によってラインとして不明確な部分が出てきていました。
近年やっとグラスというものの基本的な構造が随分と明確なものになってきました、またそうした情報を少しづつですが理解できるようになってきました。
そこで飼育していたグラス系品種の基本的な部分の整理、つまり遺伝的にそろえるという仕事をはじめていた訳です。
今までのように色々なラインのものをただランダムに交配するという方法ではどうしても安定した表現パターンを作ることが難しいためにグラスはグラスで揃えておいてヘテロ系のタイプと交配する事で安定した表現を得るという方法です。
上手く行けば今度はいざという時には逃げ道ができる訳です、楽しみな所です。
■プラチナショッカーの話
名称はさておきこうした複雑な固体を作出する人がいるというのにはオドロカされました。
まず今まで言われてきたタキシードではないという部分と、もしかするとこのタキシード表現としておきましょうか。
この黒い表現の上に柄が書ける可能性があるようです、まるで漆器の蒔絵のような表現が可能なのかも。
この品種はなかなか侮れないものであることを思い知らされました、うわべで判断してはいけないという反省でした。

■バッチというもの
ネオンタキシードをどうしてもというお話があり私のところではRREA種になったものしかいなかったので普通体色にしている過程で出現しました。
この表現は斑文という意味でバッチとしました、以前出現したマーブルという表現構造に近いといわれています。
こうした表現が今までタキシードと言われてきた遺伝的な要因といっぱからげで考えて良いのかどうかにはかなりの疑問を感じます。
タキシードまた難題を持ち込んでくれる一つです・・・・・・・・・・・ある意味楽しいのかも。

こうして短期間にも多くの新しい表現が現れてくる、最近グッピーの表現を考えるとカクテルを想像させられます。
なんでもありの表現法、ある意味何でもありの交配、とにかく混ぜて上手い味わいの塩梅を探すこの所こんな気分にさせてくれています。
最近観賞編というページを作りました、小ざかしい説明抜きできれいネってコーナーです。
けっこう評判がよろしくまだご覧でない方は是非に。

■エンドラーズブルーの話
何故か最近引き合いいただきく事が多くなってきた品種です。
実の所かなり長いものになっているものです、尾びれの色合いはブルーグラスのブルーににた表現方法で生まれてくる仔は尾びれのソードが青い固体と赤い固定が表れます。
体は双方とも綺麗なブルー地にエンドラーズのバーラインが現れます、簡単にいうとエンドラーズをグッピーと交配させて基本的な構造を完全にグッピー化できたものと考えていただくと良いかも知れません。
品種としては非常に安定しています、そうですネ全身ブルーの美しいものです最近じっくり見ても確かに綺麗です。
良い仕事でした、量産できてきました。

■フルゴールドピンテールです
観賞編で少しお見せした固体です。
なかなか綺麗なものです、本当はまだピンテールというには甘いのですが・・・・・・・。
プラチナピンテールがソリッドを持っているようなので下地にレースを入れて見た訳です。
見せる手法としては今となってはレトロな方法ですがやって見れば良い品種になりそうです、問題はピンテールの部分ですがここら編はある程度で妥協かナ。

今日はこの辺にしましょうか、まだまだ色々やってます。
またお時間のある時に。