2005年も残り数日となりました、なかなか世の中でも色々と起こった一年でありましたし、私どもスタジオ ポエキリアも店舗を広げる工事があったりでまだ時間が足りない感じでもう一年たったかかと言うのが実感であります。

さて年末でありますから私なりに今年の総括といきましょうか、グッピーに関しましては、今年は驚異的な速度で解析が進み頭の中を整理するのに必至な一年でした。
かなりの品種の内容があからさまになり始めまして、今までのうそほんとがだんだんに見え始めました。

現在まことしやかに通説化になっているグッピーをメンデリズムで語る限界と言うのを痛感した年でもありました。
メンデリズムがあかんという話ではないのでありますが、まず遺伝的にどうだ!と言う話をするの前にどう見せているのかと言う部分が解析されなければ何が遺伝的にどう働いているのかと言う重要な部分を語ることは不可能であると言うことを思い知らせれました。
考えれば当たり前のことでありますはナ。

良い例では、ブルーグラスの基本的な構造が明らかになりはじめまして、驚きのブルーグラスはブルーを持っていなかったなんてのは衝撃的でしたネ、あっそうだこのネタは昨年つづきでしたっけ、どの道今までのRヘテロでの説明の根源が変わってしまった事はまぎれもない事実ですから。

長々やってきました、ラズリーアクアマリンのこのブルーは実に日本的な手法であったことが判ってきました。
また、今年後半戦はエンドラーズで盛り上がりました。
随分とお引き合いいただきありがたく思っております、エンドラーズに付きましては詳細な解析をいただきグッピーとの基本的な違いがはっきりとしてきた訳で品種の貴重さに触れた一面でした。
このようにグッピー以外の品種に触れることで、兼ねてより話題に上がるグッピーの原種とはと言う定義?ですが。
原種とまではいかなくても、グッピーの原型と言うものがだんだんと見えてきました、これは大きな収穫になりました。

そうそう、ギャラクシーブルーグラスのプラチナの決定的な違いが明確になったのも忘れられません、ギャラクシーの根源が紐解けた瞬間でした。

思い起こす今年はときりがないですネ。

またまた、この暮れに来て「えぇ〜」というタイプが出現してきまして、来年は一段とすごいことになりそうですネ。
特に、こんなものが?再来してくるとは、帰ってきた
“ウィーン ルブラ” まさに圧巻であります。
ここら辺が押さえ込めましたら、グッピーにまた一ページあたらいいページが加わることになると思われます。

後はそうですネ、餌でも随分と進歩が見られました。
長期に渡りグッピーの繁殖にたずさわって来た中から、稚魚に必要なバランス、これに対して親魚になってからのパランスなど十分に見直しをする事が出来ました。
かなり納得の出来るものをリリースすることが可能になりました、大きな成果のひとつであります。


もうひとつ忘れていけないのはウォータースプライトの完全復活ですネ。
最初は少々てを焼きましたが、現在では昔のように爆発的に繁殖をはじめています、雑学講座としてどうしてこうなってしまったのか、現在はなどくわしくご紹介していますのでご覧ください。

来年は少しずつですが、こうしたグッピーを取り巻く環境のお話もしていく予定です。
お客様のお話をお聞きしておりますと、いまだにろ過細菌をどうのこうのとおっしゃる方もおられますので、そうした神話じみた話ではなく飼育していくためにはこう考えていくみたいな部分も少しづつ・・・・・・・・。

今年一年本当にありがとうございました。
来る2006年もよろしくお付き合いください、皆様良いお年を迎えられますように。


追伸:本年は12月30日まで営業、明けて新年は1月4日からの営業になります。
発送ご注文はWebサイトより24時間いつでも受け付けておりますのでご利用ください。