久々お目にかかります、このところ真面目に?仕事をこなしておりまして独り言っているゆとり?が無くまったくのご無沙汰でありました。
しかし今年はなかなか激しい天候の年でありますネ。

信州諏訪は先日などは何時間かスコールのような雨が降りましてびっくりしていたところです。
まるで熱帯にいるようでありました、これも温暖化のせいでありましょうか?

信州諏訪もお盆が過ぎましてまだまだ暑い事はあついのですが、いくらか秋めいた雰囲気が出てきました。
今日お店に珍客がきました。
こんなやつ?です、

私も、もう何十年ぶりでありました、おそらくコオニヤンマだとおもいます。

結構大きいですヨ、このタイプは湖や河川で羽化するのではなく山の中の小さな水場で水場近くの樹に登って羽化するようで最近は見る事が少なくなりました。
この後すくに飛び去っていきましたが、いゃ〜なつかしくてどきどきしました、こうしたヤンマは古き学生時代に随分ととっいていたもので少々うるさいのであります。

当時諏訪湖が現在のように湖畔公園として整備されておらず湖岸にスーズンになりますとウチワヤンマが夜になりますとまとまって羽化するためにヤゴが上がってきたもので、懐かしく思い出しました。
また当時茅野市のかなりの山奥の堤(いわゆる川をせき止めた池)にムカシトンボがいると言うので捕虫アミを持ってわざわざと上がった記憶もありました。
こうしたトンボがまだいてくれるのは本当にほっとしますネ、まだ信州も捨てたものではありませんネ。

出だしがトンボの話になってしまいましたが、久々に独り言を。

温室の方もリニューアル以来やっといつものペースに戻ってきましたが、このごろ思う事があるのです。

とにかく今年もグッピーの新しい情報がどんどんと出てきまして、頭の中を整理する時間も無い勢いです、大変にありがたいことであります。
この調子で行きますと今年暮れころ?と言うよりすでにですが、グッピーに対する考え方を根本的に変えざる得ないところまできつつあります。

そうですネ、Newタイプのご紹介でレッドグラスにはいろんな構造をもったものがいると言うお話をさせていただきましたが、ここら辺をもう一度じっくりとご覧いただけますと「レッドグラスとはなんぞや?」と言う疑問が湧いてくることとおもいます。

このような疑問を整理せずにあやしげな名前のみによる交配が繰り返されるため現在の市場に点在するあまたの品種?と言えるかどうかは別として強いていえば、グラスなのかモザイクなのかファンテールなのか釈然としないものがおうこうし、いざ真剣に取り組もうとされる方々に迷いを与えてしまう結果になっているとおもいます。

多くのお客様にご助言やお助けをいただき最近は随分とグッピーそのものの基本的な構造が理解できるようになってきました。
以前は「こっこれは新品種・・・・」と安易に喜んでいたものが、現在見れば「あぁ・・当然ネ」と言った感じで、また 先人の仕事に感動する事もあります。

ウィーンエメラルドやピングー近い所ではギャラクシーブルーグラスの“ギャラクシープラチナ”ともいうべき一般的なプラチナとは構造の異なるプラチナ。
判ったときの感動はひとしおでありますが、気が付いて自分の無知にがっかりなぞと言う事もあります。

こんな会話がありました
「ピングーにドイツをかけたのはだれだ!」
「は〜ぃ、わたしであります」
「おまえは先人の努力を一発で壊そうとしている訳」
「・・・・・・・・・・・」

は〜い次
「ピンクホワイトにドイツをかけたのはだれだ!」
「は〜ぃ、わたしであります」
「おまえはまた先人の努力を一発で壊そうとしている訳」
「すまんこってす」

もう一ケ
「ギャラクシーブルーグラスにブルーグラスモザイクかけてるだろ、おまえ!」
「セーフ、セーフ同胎交配であります」
「おぉ〜、あぶねぇ あぶねぇ」

とこんな具合。

このごろ色々な交配をしてみておりますが、交配させる品種がきちんと内容が見えていませんと後々かなり苦労させられる事は必至で最悪処分せざる得ない場合も出てきてしまいます。
こんな場合大体が「えっ、こいつってこんな構造なの!」でありまして、後の祭りでありますが。

とにかく基本を揃えてから交配をするという姿勢が無いといけないですネ。
まぁ、雑種に雑種を交配しても雑種に変わりはないですものね、痛感している次第です。

久々なのでまじめに独り言ってしまいました。
結局まじめにやれってとこですがネ、はぃ。


今まで真面目にやって来ました全身青いグッピーの前身“ラズリーアクアマリンブルーモザイク”やっと完成であります。
雌側もアクアマリンで揃っています。
全身青いにはこだわって色々な手法にチヤレンジしていますが、現時点ではこの遺伝的な要因の取り合わせが一段良い青色を表現しています。
次の代が育っていましたが、大体同じ表現になっていますのでOKだとおもいます。

次の段階としてこの尾びれをどうやって青色の無地にするかと言う問題です。
今のところ、アイボリーブルーデルタと言う手法が思いつくのですが、レッドテールもつかえるか?さてどう引っ張っていきますか、楽しみな所です。
しかし、この品種はラズリーアクアマリンで尾びれがデルタになるのが決めてですネ。

今日はここまで!

追加です、今までベビーフードはオールシーズンタイプと兼用でありましたが 、ここで大変に嗜好性がよくと高タンパク高ピタミンのドライフードを供給出来そうです。
現在試験中ですが、いい感じです、お知らせでした。