遅ればせでございますが、明けましておめでとうございます。
今年も宜しくおねがいいたしますってもう1月終わりじゃん・・・・・・・・・・・・すみません、本当に遅くなり、ました。

年明けはかなり雪になりました。
ゆったりとした年明けとなりました、新年は当家では恒例で三が日は駅伝づけで終わりです、一日の短い事短い事。
一年の内でも一番ゆっくり出きる三日間でありましょうか。

今年の初仕事は明るい仕事でなくなかなか・・・・・・・・・・・・でありました。
昨年の暮れに不慮の事故にてギャラクシーブルーグラスの作出者であります唐澤氏が亡くなってしまいご遺族のご要望で彼の飼育室の片付けのお手伝いをしてきました、随分と長い付き合いでありましたし。
昨年より彼もしさびさグッピーに熱が上がり唐沢ギャラクシーブルーグラスの立て直しが本格的にはじまった所でありましたのに、仲間を失うのは本当にさみしいものです。
ご冥福をお祈りいたします。

さて、まずは毎年福袋ご利用いただきありがとうございます。
水草福袋・グッピー6300円コースは予定数を上回りましてぎりぎりという感じです。
本当にありがとうございました。

今日の温室内の様子です。
最近は、うちの奥様が手伝ってくれておりますので何年ぶりかで水草の水槽も復活いたしました、当然管理は私はやっておりません奥様の担当でありますが、私はグッピーで手一杯でありますです。
奥様のいる時でありますれば今度はコーヒーくらいはご馳走できるかもであります。

  

まじめにウォータースプライト当然水中葉ですヨ 増殖中。
今 ウォータースプライトの水中葉ってなかなかなぜかないのであります、というか一般に市場に出回っているあの水上葉の奴ははっきりって水中化しないのです。
あまりにも乱暴に水上での増殖が続けて10年すぎると草体の性格が変わってしますのです。
ながすぎた水上生活でありました、まさに残念!

おせっかい:最近の水草全般に言えることでありますが、休耕田などを利用して水上栽培を続けた結果ほとんどの品種が弱アルカル出ないと育たなくなっています、まあグッピー水槽にはありがたい話でっす。
へたに二酸化炭素なぞ添加してまちがっても水槽のPHを下げないように、単なるおせっかいでした。

昨年10月よりあまりのヤバイ内容のため封印されていたパンドラの箱覗き見隊年明け早々の復活であります。

まずは昨年のおさらいから。

    

これは昨年ご紹介した左側がブルーグラス、右側がレッドグラスの尾びれの色素細胞の顕微鏡画像です。
この画像からブルーグラスは青い色素細胞があって尾びれが水色に見えている訳では無いことがはっきりとお分かりいただけたと思います。

では何故青くも無いものが水色イやブルーに見えるのか?(・・?)ナゼ?

これが本日の課題であります。
では次の画像をご覧下さい。

   


この画像は、グッピーの尾びれの表面細胞膜を顕微鏡にて撮影したものであります。
状態を見やすくするために染色されています、左側がブルーグラス・右側が非ブルーのグラスであります。

すぐに気づかれたのではないでしょうか?
右側は整然と細胞が並んでいます、対して左側ブルーグラスはほとんど細胞が破壊された状態で原型を留めているものが少ないくらいです。

これはいったいどうゆう事でありましょうか。
この細胞膜は何層かありその下に色素細胞があるわけです。

解説ーっ:つまり通常の品種では尾びれの細胞膜は整然とした状態で下にある色素細胞などの色合いをそのまま見せているのに対して、ブルーグラスの場合は複雑に破壊されたような細胞膜は素直に光を通す事が無く下にある黄色の色素細胞の色合いは乱反射され、ベースによってわれわれ人間の目にはブルーに近く写る

と言う事になるのです。

と言う訳でブルーグラスは実はブルーニミエル(に見える)グラスであったというお話であります。
もしかしてこれ、新しい発見?w(゜o゜)w オオー!

一見どうでもいい話に聞こえるのでありますが、これから先ここら辺のはなしが色々な品種にかかわってくるのであります。

本当にたのしみ(゜゜;)\(--;)ナンデヤネン!。

年明け早々大変にお疲れ様でした、本日ここまで!

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