サイトリニューアル後、随分と多くのお客様にサイトにおでかけいただき大変にありがたく思っております。
また、グッピー専門アメリカ刊行誌“ E−BULLETIN”でご紹介いただきましてからは、兼ねてから海外の
お客様にご覧いただいております私どもサイトですが、一段と多くの海外からのお客様からアクセスいた
だき感謝いたしております、現在の日本国内の体制では合法的に海外へお送りする方法が無く大変に
心苦しく思います。
近い将来は申し越し世界も小さくなり楽しくお付き合いが出きるようになれば良いのにと思うした
いであります。
とにかく興味を持っていただくには大変いありがたい事であります。

これからはグッピーのお話です。
この頃、アイボリーに付きましてお問い合わせをいただく事がしばしばございまして、ここで少しお話を
してみたいとおもいます。

まずアイボリーですが、
シルバーブルーグラスとどう違うのか？
また、アイボリーとはどういった構造なのか？
と言ったお問い合わせは多いですので判っている範囲で簡単にお話させていただきます。
まずシルバーブルーグラスとどう違うのかでありますが、簡単な所からお話しますと、シルバーブルー
グラスの仔はシルバーブルーグラス・レッドグラスらしきもの・ブラオと言うように、ブルーグラスのように
仔は3パターンに分離します。
これに対してアイボリーの場合生まれてくる仔はすべてアイボリーになります。

実際アイボリーを出している要因とシルバーブルーグラスのシルバーを出している要因が同じものかど
うかはまだ比較して見た事はありませんが、このように似たような白っぽい色合いを出す要因ではありま
すが、表現にこうした違いが現れてくる訳です。

こうした違いは品種を表現させている構造の違いによるものです。
シルバーブルーグラスの場合、このシルバーはY型と言われています、そして常がRヘテロのものがシル
バーブルーに表現されるようです。

これに対して、 アイボリーの場合は常の劣勢ホモと言われています、しかし意外とこの部分は知られて
いないようでアイボリーを表現するのにはアイボリーが常の劣勢ホモだけではなくあわせてRが常に優性

ホモで共存する事が条件になるようです。
この条件が揃ってはじめてアイボリーは表現されてきます、複雑な構造ではありますが一旦出来上がった
ものは大変に安定した発色をしてくれます。

現在私どもでアイボリー系品種の筆頭と言いますと、ギャラクシーアイボリーグラスが上げられますが、
この品種も最初の発想はギャラクシーシルバーブルーグラスでありましたが、先ほどの話でお分かりい
ただけるようにY型であるギャラクシーにY型シルバーブルーグラスを交配する事は出来ませし、またYに
ギャラクシーとシルバーを団子にするのは、ほうがいな時間とギャンブルになってしまい品種としての確
立する可能は希薄なものです、何故ギャラクシーアイボリーグラスかお分かりいただけましたか〜。


こんな所でアイボリーの貴重性と面白さがご理解いただけたかとおもいます、いかがでしたでしょうか？
少し真面目？すギ・・・・・・・・・・・ｍ（。−_−。）ｍス・スイマセーン

これ前回の続きであります・・・・・・・・(O.O;)(oo;)

『最近の壁です、この頃良く見られるYレースと言う品物これってもしかして見た目レースで実はコブラ
ってこと？
オレンジレースのラウンドのオスにアルビノレッドテールを交配させた所、今の所見た目コブラのレッドテ
ールラウンドって感じ、これは開けてはいけない箱だったのか・・・・・・・・。』

間違いなくパンドラの箱だぁったらしい・・・・・すでに開けたけど (((^^;)(;^^) ))