店長の独り言
                             

■あけましておめでとうございます、今年もよろしくお付き合いください。



Canonn EOS 70D  CANON ZOOM LENS EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS  Photo/H.kobayashi

この画像は1月1日の日の出です、撮影は家の奥様でありますが、私は夜行虫でありますので早朝の世界はまったくの苦手であります。

■年明けは十両など飾りましてしめ縄は水物ということで水神様、昨年より習慣になりつつある鉄瓶で湯を沸かしまして久々お茶をいただきスタートです。

 

■例年三が日は駅伝三昧でおわるのですが、今年はなかなかでしたね。

  

■昨年暮れからよく雪が降りますね、年明けはよく晴れ上がり気持ちの良い年明けです。

 

■一面白くなっても今年もうるさいやつらは元気そのものです。

 


 

■今年もしめ飾りはお近くの年配の方の手作りです、味があってよいですね。

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■昨年の統括と新年の抱負いきますか。


昨年は公私にわたり本当に色々とありました。

まずは、ここ三年ほど振り回されてきたおはなしです。
温室にかかって道路が出来るというおはなしですが、どうにもこうにもはなしの進み具合というか仮死状態というが、とにかくローペースでありましてさすがに10年むこう20年むこうというおはなしにはさすがにお付き合いできかねず、まぁこのペースでは私が生きている内のはなしかどうか疑わしいのです。
結局保留という形でしょうね、ひとつ話がかつづいたというところでしょうか、なんとも時代にそぐわないおはなしでした、たぶん立ち消え・・・・・・・・・。
という訳で、安心して皆様お出かけください。

次はと、温室も10年超えましたから今年は少し手を加えなくてはいけないと考えております、道路のはなしで手が着けられずいたものですが今年はやっと重い腰を上げられそうですね。
2003年よりグッピー専門としておかげさまで10年超えてやってきましてようやくそれらしい方向性が見えてきた気がしています、まぁそろそろ私自身の体力的な問題も出てきていますしね、効率重視の温室を設計して見ようと考えています、乞うご期待というところでしょうか。

昨年はフードも随分と進歩をとげました、今更というお話でもありますが結論的にいえばグッピーという生き物の特殊な部分に今まで我々が気づききれなかったということなのですが。
まぁなぜ先人たちがブラインに注目してきたかということなのですが、実のところ時代はすでにブラインでは栄養不足?といわれるような流れになっておりますね。
現在お使いいただいているスタンダードフードにしろハイエンドフードにしろかなり完成しているものです、私のところではこのドライフードのみです、今のところこれ以上のフードは望めませんといえるところにフードは来ています、今年の大きな成果の一つですね。
このごろお客様からの注目度・評価上昇中です「何この餌」という乗りというお話から、フードはまぁある程度の時間使って見ないと解りませんからね、ありがたいことです。

フィルター?は本当に大きく進みましたというかこれはすでに進化かも知れませんが、このところ情報を垂れ流しているチップフィルターの改良版のことです。
この改良により管理のストレスがかなり改善されたことで水槽の数をまた増やすことが可能になりました、これは大きな収穫でした。
通常温室でひとりの人間が管理できる限界は普通200本といわれています、私のところは12月現在ざっと数えまして350本越えてきていますのでこのチップフイルターのウエイトは大変に大きいものです。

こうして独り言ってみますと昨年は基礎研究での成果が大きかったのが実感できますね。
意外とこのようなグッピーに対しての基本的な部分の研究をしている方は見ないですよね、時代いまだに、ろ過細菌がというノリでは難しい部分が出てくると思うのですがそんなことはないのかな〜。

こうした基礎的な部分はかえって先人の方々の方が数字の上なのか経験的なものなのか解りませんが鋭いところがあるような・・・・・・・。
気が付いたら先人の上塗りなんてはなしも意外とありますものね、簡単に言えばやっと理解できる部分が出てきたという方が正しいのかも、ですが。

ある意味こうした基礎研究の部分が煮詰まってきたことが、温室に手を入れようという気にさせられたという側面の大きいですが。

という訳で今年でありますが、昨年から交配を重ねているものがいくつか発色がはじまってきましてこれからご紹介できる予定です。
昨年暮れに現れてご紹介いたしましたブルーフラミンゴのようにまた怪しい?というか新しいと思われる個体も出てくるとおもいます、レオパードとの交配した仔も何腹かとれていますので楽しみなところです。

ふりかえってみた話がおおくなってしまいましたが、今年は温室をいじっていましたらお出かけの際すみませんということで。

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■ちょっとだけグッピーの話

研究リポートでご紹介いたしましためずらしくブルーの固体ブルーフラミンゴであります。

詳しくは研究リポートを見ていただくとして、この固体を選別し水槽を割いたのですがお客様から、
「こうゆうサ〜、ブルー無地って品種割合いないんだよね、赤目でアクアマリンがらみのやつとか流行ったことあるけど割合と無地になりにくかったし・・・・」

そうなんですよね、ブルーのグッピーで人気があるんだけど尾びれだけでいっても無地ブルーのできた品種といえばネオンタキシードくらいですよね。
まぁあの黒青をブルーとすればですがね。

基本青くないものを青く見せる訳ですから何らか方法が必要なのは事実ですが。

このブルーフラミンゴの場合もともとの出元はレッドテールタキシードでありまして分離・構築の過程をどう思い起こして見ても青の入り込む余地が無いのですが・・・。
こうして半優勢ブルーが出現してきたというような話であればそれはそれでいいの?ですが・・・・・・・・・・・・・・。
現在のところ無地ブルーとして安定なところ、ブルー固体の出現比率が微妙な比率であること、今現在ブラオが見られないところなど不可思議な部分が多いです。
どうなりますか、少し手を入れて見ないとなんともというところなんですが・・・・新しい手法になればおもしろいのですが。
今年もよろしくということで、 今日はこんなところで 。

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2015年1月6日 ひとりごとまで

Canonn EOS 20D  CANON ZOOM LENS EF 28-80mm/3.5-5.6 V USM ・ Canon EOS 50D  EF50mm F2.5コンパクトマクロ 
Photo/S.kobayashi