店長の独り言
                             

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお付き合いください。

今年はなかなか寒いですね〜、信州諏訪は雪はそれほどでもないのですが・・・・・。

グッピーは昨年暮れから面白い展開を向かえている品種もあり賑やかであります、また年明け早々からあやしい個体もでてきておりますし。


 

  

 

                                  ■年明けのスタジオ ポエキリア



 
     
      ■ことしも何とか花を見せてくれたデンドロビューム
         ■この時期でも盛んに花を上げているキリンソウ


 

          ■さすが四季咲きの木立ベコニア                    ■昨年は花が見れたアローカシア


 

         ■いまだに咲きっぱなしのセントポーリア               ■唯一素性のしっかりしているシュネバワンダー

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■年明けのようすです。

昨年暮れにご紹介させていただきましたレッドテールのむなびれの黒い個体は随分と話題性があったようで、難解さがご理解いただけましたらよろしいとおもうのですが、それはそれといたしまして。

年明け早々研究リポートでもご紹介しましたが面白いゴールデンのタキシードが現れまして、さすがにグッピーの柔軟さには脱帽といったところです。

先日お付き合いの長いお客様から

「いま、なんでフラミンゴなんですか、あの輸入で沢山みる赤いやつですよね」

「そぅスよ」

「ようは、ゴールデンレッドテールですよね・・・・・・なにか話があるんですかこの辺」

という会話から話がはじまりまして・・・・・・・。
そうなんですネ〜、このフラミンゴ イコール ゴールデンレッドテールという解説には以前から少々というかかなり疑問を持っておりました。
私自身も当時の書籍上では、フラミンゴがゴールデンレッドテールとしていましたが、誠におはずかしい限りではありますが当時のデーター知識の範囲ではこの疑問に回答を得ることは不可能でありました。

そう、いまここにきてフラミンゴと言われるとそりゃなんはなしとなるのは当たり前かもしれませんね。
研究リポートでもこうしたバックの話には触れてありませんものね。

そもそもフラミンゴという品種名は、私が知る範囲でですが昭和40年代の書籍牧野先生のグッピーの魅力の中で写真と解説が加えられています、また和泉先生のグッピー百科の文中のおいて定か記憶ではないのですがグリーンタキシードの解説文の中に登場しています。

かなり古くから親しまれてきた品種であることは事実です。
さてここに何があるのかということなのですが、
まずフラミンゴは単純にゴールデンレッドテールでは済まされないのです。
そうですねフラミンゴを実態にいま飼育されている方もおられると思います、お読みいただきながら比較していただけましたらいいとおもうのですが。

まず、ゴールデンレッドテールと言いながらなぜ腰の部分がまるで赤いタキシードのように腰に赤色を巻き込んでいます、従来のレッドテールというのであればこの赤は何なのか?どこから来ているのか?その要因は?
次に腹部にご注目いただきたい、牧野先生のグッピーの魅力の画像ではきれいな空色をしています、レッドテールなのに、最近の個体は多少バラついているようですが、この頃フルレッドと称して販売されている個体の中には良くこの腹部がブルーのものを見かけますね。
もう一つ腰の赤が頭部までかぶっている個体をフラミンゴの中で良くみかけますね。

これだけ上げただけでも簡単にゴールデンレッドテールでは済まないということがご理解いただけると思うのですが・・・・・・。
ついでにもう一つ、あのフラミンゴのデルタとは到底言い難い丸い尾びれ完璧に作為的な仕事であります たぶん。

今なぜに、フラミンゴ これは今までの疑問に少しは回答が出せそうな時代になってきた・・・・・と・・・・・・いうことであります。

また続きは研究リポートにて。

今年も情報の垂れ流しご期待ください、本日はこんなところで。

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2014年1月15日 ひとりごとまで

Canonn EOS Kiss Digital N  CANON ZOOM LENS EF 28-80mm/3.5-5.6 V USM   Photo/S.kobayashi