店長の独り言
                             

■02月12日
今年は良く雪がふりますね。
おかげさまで信州諏訪は大雪と言うほどまでいかず
お送りするのにも支障が出ずありがたいことです。
雪で喜ぶのはうちのコーギーどもくらいでしょうか。

昨日の定休日は雪になりまして近くのスーパーさんに出かけたくらで一日撮影をしていました、まぁこんな雪の日は積った雪が周囲の音を吸収してくれるので静かでいいですね、落ち着いて物事ができます。

グッピーの撮影も新しい機材にやっとなじんできました、20Dは随分と扱いやすいカメラですね。

 
 
デンドロビウムが昨年暮れから咲き出した株に遅れて別の株っもさきはじめました。

 
現在制作中です、昨年からお客様に宿題としていただいていたグッピー展示用の棚です。

この展示用水槽はですね、当店の場合ほとんと養魚室化しておりますので透明な水で落ち着いてグッピーを鑑賞できるスペースがほしいとずっと言われていたのですが、とにかくスペースの問題もありますし、そもそも手が回らないといういいわけ?でそのままになっていたのですが。
昨年からのドライフードの改良の成果と浄化システムの改良でなんとか手が回りそうで棚を作りはじまました、これでいくらかきれいにお見せできるスペースができそうです。
この調子ですと春まで?には何とか、と思っております。

今までのフィルターの場合、画像でご覧いただいておりますように生態を入れずにただ水を回しても水が古くなるだけであまり意味が無いのですがこのシステムの場合水を浄化する菌体に餌を与えながら菌体を増殖させるためこの状態で水作りをすることができます。
今回は使用するチップに少々手を加えていますのでおもうようにいけば藻も出ないはず?ですが、といきますかどうですか。
うまくいけば一応完成型なのですが・・・・・・・・・・・・・・・・。
お楽しみに。

■グッピー撮影のはなし
グッピーの撮影のはなしをこのところグダグダと書いていましたら何年ぶりかのお客様からお電話をいただきまして、久々にグッピーの撮影方法の話になりました。
「昔の?(つい昔の方が正しいのかも)リバーサルでの撮影は大変でしたね」
てなところからはじまりまして・・・・・・・・・・・・うんぬん

確かにリバーサルフィルムというのはきちんとしたというか適正な露出でピントがうまいとすごくきれいが画像になるんですよね〜。
ただフィルム自体の感度が悪いので、まぁそれがうまくするときれいなコントラストになるんですがわたしのようなシロウトが撮影すると色がつぶれてしまうんですね。
ですから当時は本フィルムの前にポラで何度か撮影して塩梅を見て本フィルムつまりリバーサルで撮影するというてのかかるものでした。
そしてそれから現像ですから今考えても大変なはなしです。

あぁ「色がつぶれるって何?」
て言われそうだから補足・・・・・・・・・・・・・・・。
ドイツイエローなどは良い?例になるのですが、尾びれが端的にいえば白いですよね。
これが曲者でだいたい白でなくて色が飛んでる場合がほとんどなんですね、白く映っているというのと色が飛んでいる見た目微妙・・・・・。
またドイツの場合腰がタキシードで黒いこれがヤバイ、そこにウロコがあって黒く映るのと露出アンダーで黒く映っているこれはこれでは色が無いという・・・・・。
このように尾びれと腰の部分で極点に適正な露出が異なる表現をきちんと撮影するのは難しいですね、ゆえに尾びれは露出オーバーで色が飛び腰の部分は今度は露出アンダーで何も映らずただの黒こうした状況を持って色がつぶれた画像とこうなるのであります。
まぁ偉そうに書いてもすけど自身うまくいってませんが・・・・・・・・・・・・・・・ちと脱線。

はなしはもどりまして、今ではそのリバーサルフィルムも作っているところが少なくなっているんですから時代は恐ろしいものです。

当時お客様で印刷会社の方がおられまして

「画像ってのは記憶媒体が変わるだけで最終的にレンズと光つまりストロボは変わらないですよね」

「この辺はある程度のものをもっていたほうがいいですよ」


と言われたのを今さらに思い出しました。
たしかに記憶媒体が変わっただけで基本的な撮影スタイルは同じですものね、しいて言えば少し楽に?なったかな〜。
その時たしかコメット(ストロボのトップメーカー)のカタログをいただいたような、いまだにとてもそんなメーカー手が出ませんわ、まあいいか・・・ という事にしておこう。

今日ははなしがどうも脱線しますナ。
お客様とのグッピーの撮影の話でしたね。

こんな話になりまして、

「おたくは(私めのこと)なんでグッピーを撮影する時にバックをブルーにするんですか〜」

「そうです、雑誌のグッピーの画像もWebでの画像もたしかにバックは黒が多いですね」


お客様でもそう思われた方もいらっしゃるとお思います、これ結構意味があるんです。

これはですね、写真の撮影をご教授いただきました荒木さんとおっしゃるんですがプロカメラマンの先生(グッピーの飼い方・育て方の写真もこのプロの仕事です)
の影響が大ではありますが・・・・・・とにかくこのバックの黒い画像と言うのは私のように数見無くてはならない人間には、見ているうちに気分が暗くなりく具合が悪くなってきます。
実際書籍をやらせていただいた頃、夜な夜なこうしたバックの黒い画像をみていてバックのブルーの画像が出てくるとほっとしました、これは実感でした。

当時のように先ほどもお話しましたがフィルムで撮影する場合はバックを黒くした方が現像の段階でブルーののりがいい言った利点があったのですが、現在はセンサーによるデジタルですから画像の上がりには関係ありませんのでなるべく抜けた青い空のような画像を撮ろうと気はありなのですが・・・・これがなかなかなのですが。
楽しい趣味のはなしですから、画像をみて暗くなることはないですからね。

しかし、なぜバックをブルー撮る方が少ないのか。

まぁ、これは実際雑誌の画像にならされているという部分もたぶんにありますがこのきれいなブルーに撮影するのは結構大変な仕事?なのです。
簡単なはなしをすれば撮影用の水槽また撮影する水槽にブルーのバックスクリーンを張って撮影しても基本的にはブルーになりにくいのです、これはグッピーを撮影してみた方なら「そうそう」とうなずかれるとおもいますが。
用はブルーのバックスクリーンを張ってもこのスクリーンの裏側まで光が届かないとブルーには見えない、つまり映らないのであります、こうして説明すると
「ナルホノネ」
となるのですが、ですから通常黒が多いというより黒くなってしますというほうが正しいのかも、まぁ黒が悪いという訳ではないのですが。

また脱線します、こんな話があります。

書籍をやらせていただいた頃なんですが、その本の編集をしていただいている社の社長さんがとにかく博学でアドバイスをいろいろといただいたのですが。
当時シロウトの横突き程度で必死になってグッピーの撮影をしていたのですが、その社長さんには一枚も撮った写真を見ていただいていなかったのですがいきなり電話がきましてね、

「どうですか〜写真は撮れてますか〜」

「ええなんとか」

「そうですか、全然だめですね〜」


一枚も見てもらっていのにこののり、用は見る以前のハナシということだと・・・・・。

「夜店の電球見たいな写真をとってなくてですね・・・・・・・・うんぬん」

この時は意味が解らなくてたおれましたが・・・・・。

「カメラはなにお使いですか、あっそれならいいでしょう、あす中野の駅で待ってますからカメラ持ってお出かけください、プロに教える用にいっていきますから」

でした。
ご存じのとうり私は信州諏訪であります、あす東京中野駅まで出てこいという電話でした、すごい世界です、まさに「えぇ〜」でした、一応私しごのなのですが、関係ナシ・・・・・。
鍛えられました、ホントに。

この「夜店の電球見たいな写真」てのはですね・・・・後でやっと解ったのですが、「顔くらい明るくなる」て言うのです、すごいでしょ。
豆のようなストロボでいくら撮っても顔くらいしか映らないとこうゆう意味だそうで解ってときにはまた倒れましたが、この会話をですねほほえましい顔で簡単におっしゃる社長さんでしたが、づいぶんと教えを請いました。

このバックが黒いというものですね、ですからプロに言わせると黒というより色がつぶれているここうなるらしい・・・・・・。
私は撮影は到底プロにはなれませんから、アドバイスいただきぎりぎりの機材で唖然ごまかして?いますが・・・・・・・・・。
随分撮影も時代とともに楽にはなってきましたが、それでも今ストロボは600Wくらい焚いているのかな・・・・いつかわ一枚でいいからプロのような画像が撮れたらいいな〜とおもいます。

今回はお客様とのひょんな雑談から撮影談義になってしましました、こんなはなしまだいくらでもあります、私も本当に色々やってますね。

また気が向いたらこんな普通聞けないお話を、 本日はここまで。

Canonn EOS Kiss Digital N  CANON ZOOM LENS EF 28-80mm/3.5-5.6 V USM   Photo/S.kobayashi