店長の独り言
                             

■04月18日
やっと信州諏訪も春めいた陽気になってきました、サクラはまだなのですが温室周りはそろそろ動き始めました。
昨年秋に植えたビオラが盛んに花をさかせはじめました、今年も庭のクリスマスローズ・アセビも満開です。
やはり春は良いですね。

 
デンドロビュームは花の時期がおわりました、また来年も咲いてくれるといいですね。
 
ビオラは盛んに花を咲かせはじめました。
 
長いお付き合いになっています庭の、クリスマスローズ ヘレボルス・オドルスです。
 
左側の画像がヘレボルス・アトロルーベンス 右側の画像はオリエンタリスハイブリッドです。
 
出始めのころは随分な金額がしていたオリエンタリス・ハイブリッドの黒花です、近くの量販店であまりにも安かったので今年仲間入りです。
今年もアセビ、満開です。
  
毎年花を咲かせてくれますベニコウホネ、今年も艶のある紅色の水中葉を出しはじめました。

それでは好評のグッピー散文コーナーです。

前回の続きから。

■ドットパールの続き
ここでアイボリーグラスがリボンで揃えられたのに伴いドットパールがリボンタイプで成立しました。
やはり?リボン部分がドイツのリボンのように白くなりましたので期待以上に美しい品種になりました、こうなってきるとどうしてもメスもタキシード表現をという話になってくるのですがこれがなかなか有効な手法がなく、単純に従来のタキシードと交配したのではもとの黙阿弥せっかく成立している柄が飛んでしまいますし・・・・・。

今お話したリボンタイプを成立させる際かなりの数とったリボンのメスの仔の中にタキシードの表現のものが現在1尾出現しています。
2009年に一度メスにタキシード表現の個体が出現していますが、成長とともにオス化し仔を残すことができませんでした、今回はどうなりますことか。

まぁ偶然ばかり当てにしていても気の長い話になってしまいますので何か手はないのかという話になってきます。

現在タキシード表現の手持ちの中におそらく常タキシードってのがおりましてこれで何とかメスをタキシード表現 にできないものかというチャレンジ中であります。
そもそもがブラックタキシードから引き出したものですので、尾びれの柄にどう影響を与えるかが課題になりそうですが。
なにやらだんだん複雑になりそうな・・・・・・・・・・・・・・・・。

ドットパールで良く質問されるものの一つに「プラチナですか?」というご質問をいただきます

これは意外と深い話なのでありますが・・・・・・・・・・・・・。

何をもってプラチナというのかという定義付けにもよるのですが・・・・・・・・・・・・。

ドットパールは作出にあたっていわゆるプラチナ、Y型X型どちらのタイプのプラチナも基本的には交配に持ち込んではおりません。
ではなぜにこのように頭の部分が綺麗に光る表現をしてくるのか、これはそれぞれの個体が持っているレッドテールに寄与していると言われています。
国内でもレッドテールという遺伝的な要因は何種類か知られていますがすべてに言える訳ではないようですが、日本国内に古くから知られているレッドテールはこうしたプラチナ表現を誘発するものが多いようです、こうしたプラチナ表現をいわゆるプラチナと同じにプラチナと呼んでしまっていいのかどうかという問題は難しいところだとおもうのですが・・・・・・・・・・・・・・・・。

という訳でドットパールの場合とりあえず、基本的には非プラチナとしておきたいものです。

しかしこのドットパールという品種は、ドイツの白と黒のコントラストそしておびれの柄、体全体のプラチナブルーの色合いなど相まってなかなか気に入っている表現です、まだまだ攻め手が有りそうで楽しみな品種ですね。

余談ですが、このドットパールもアイボリーがらみの品種ですからこのアイボリーの部分をネオブルーグラスにさしかえればタキシードのブルーグラスなんていう表現が出来たら面白いですよね。
現在チヤレンジ中ですが今のところ成果なし、残念・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

■プラチナドイツイエロー

ハハハ、いやな表現が出て来たな・・・・・・一度でも手を出されたかたはそう思われましたか。

先日お客様からお問い合わせをいただきまして「プラチナドイツって扱われていますか?」
「いいえ、私のところではやっておりませんが」
「あの・・・・・・・・・・・・・・・」
「プラチナドイツって訳わららないでしょ」
「そうなんです」

という話からはじまったことなのですが、私の中ではプラチナドイツはバツ、品種的に表現的にも不成立という結論をもっておりました。
なぜという説明をきっかけに・・・・・・・・・・・・・・・。

続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・