店長の独り言
                             

■02月10日
今年もあっという間に2月になってしまいました、今日はやっと時間がとれたのでぼそぼそとひとりごとっています。

以前のように最近なかなか落ち着いて独り言っている時間が取れない。
また少々水槽の本数を広げすぎているのかも知れないのだが、毎日こまごまと雑務に追われる日々でありまして・・・・・・・・・・・。

昨年近くの量販店の園芸コーナーでピークの過ぎたデンドロビュームを破格で販売していた、あまりに安かったので思わず奥さまと衝動買いしてしまった、少々買いすぎた。
案の定結局手が回らなくなり夏場から寄せ植えにしておいたものなのだか、さすがデンドロは丈夫なランである綺麗に花を付け始めてくれた、今年の日本は雪が多いようだがおかげさまで信州諏訪はそこそこで済んでいるが、しかし春まだ遠しという感の中でこうしたこうした花は春を感じさせてくれて良いものだ。

    


先日長いお付き合いのお客様と電話で長々とグッピー談義をしている時に

「最近おとなしいですネ」

などとのたまわれてしまった、本人としては別におとなしくしているつもりは全くないのでありますが、言われてみればあまり厄介な内容の情報も載せてはいないしそう見えても不思議はないか・・・・・・・・・・・・・。
と思うこのごろであります。

自分で忙しがっていないで以前のようにまぁ根拠は別として思うがままをなるべく書き込むように努力いたしますので、今年もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

という訳で、実の話 画像でご紹介するところまではいかないのですがかなりいろいろと進行しています、中身を話している間がないというか厄介すぎるというか、今日は久々時間が空いたので得意の散文を書いてみようと思いますので少し刺激になりますれば。

スワローの話

このところドイツイエローのホワイトウイングにめどが立ち始めて来たのでかなりに煮詰めて来ていた所で得られた仔の中からスワローが出現してきました。

私のところのドイツはラインによってはスワローを持っている可能性があるのでスワローがホワイトウイングを煮詰めている中で出現してくるのは別に不思議ではないのですが、ホワイトウイングの一メス個体から一腹仔をとるとスワローの出現率が異常の多いのです。
この時のメスはまさか仔にスワローが混ざるとは思っていなかったのでストック水槽に戻してしまいどれか区別ができなくなってしまいこの一腹だけの仔でしたが約半分くらいはスワローを表現してきました。

そこでこの仔たちのスワローからメスが5尾程得られましたので得られたすべてのスワローのメスから仔をとってみました。

個体によって多少の差はるとしても単純に計算し平均値を得てみましたら得られた仔の約48%がスワローの表現をしてきました。
基本的にスワローという表現はかなり煮詰めても出現率は低く忍耐のいる品種でありますが、これはなかなか扱いやすい出現率であります。

そもそもスワローがこうした高い出現率になる場合は、スワローのオス側のゴノボジュームが糸状ではなくソートテールのライヤタイプのように剣士状になるタイプで交尾可能なスワローがいます、この場合はやはり得られる仔は50%前後スワローになります。

まあ最近あまりみませんが、後はリボンスワローといわれるもので、このタイプのスワローはスワロー表現のメスにノーマルのオスを交配させるとF1個体にリボンタイプが出現してきます、この時スワロー表現は得られません。
この個体を胴体で仔をとるとその仔の中にスワローが表れて来ます、このタイプも最近ではあまり見られませんが大変に扱いやすいスワローをたくさん得ることができるタイプです。

今回出現してきたスワローが今お話した今までと同じものなのかそれともまた何か起こってるのか、現在しっかりと仔をとっていますのでそのうちにお話しできるかもしれません。

しかしどのタイプにしても出現率の高いスワローは魅力がありますが何か起こっているとすると解明には時間がかかりそうです・・・・・・・・・・・・



■ホリゾンブルーの話

今ホリソンブルーはデルタの尾びれをつけたくて施行錯誤中です、とその前に。

このホリゾンブルーでのお問い合わせいただくなかでラズリーアクアマリンとどう違うのか?というお話を割合多くいただきます。

そこでまずこの辺の話を簡単にしておきますね、そうでないと話が進まないですので、まず当然の話ですがホリゾンブルーとラズリーアクアマリンとは別ものです、そうでないとわざわざ名前を付けた意味がないですものね。

そもそもこのホリゾンブルーを始めることになったきっかけがこのラズリーアクアマリンとホリゾンブルーの違いをわたくしの無知により見いだせなかったところから始まります。
当店の店舗内にリズリーアクアマリンを展示している100リットルほどの水槽がありましてその前でお客様と例によってグッピー談義をしていたわけであります、その話の中でラズリーの話題になりまして、

「ラズリーとアクアマリンは基本的に違うんだよね」

という話から

「そういえばこのラズリーは青すぎるよね」

「何?」

ラズリーとアクアマリンとでは表現領域が異なるだけでなく基本構造が違う。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・後日に続く