■品種研究リポート 3:ギャラクシーレース ラウンドテール?その後


 ギャラクシーレース ラウンド
テール?

Galaxy lace round tail ?

まだしつこくやっていました、ギャラクシーレース ラウンドテールと言われたタイプ
 
     
これが現在(18年3月)の表現で〜す、得意の“どんぶり飼い”でささやかに淘汰を重ねた固体です
背びれの感じといい一応いい感じに近くはなりましたが・・・・・・・・
まあこのままだらだらしててもしょうがないと言うことで、少々力技にて品種的に安定されることにしました
ということで、次の段階です
 
■この固体をXレースに交配させる
 
X
以前の交配結果からこの固体はXレース・Yプラチナと言うことが判りましたので、私のところにXレースのラウンドがおりましたのでこのギャラクシーレースと言われる固体にこのXレースのメスを交配しました
  
これが発色がはじまったF1固体です、現在のところ得られた仔はばらつきはほとんどなくいい感じでです
雌親にXレースを使っていますのでXはすべてレースで揃い、模様・色合いの表現はこれで安定します、後は尾びれの表現のみですネ。
この見事な背びれが安定できるとさらに魅力的なタイプになるのですが

このタイプとお付き合いしていますが、今のところまだソリッドを持っているかどうかの確認はできていませんが、言うならキャラクシーと言うよりはメデューサに構造は近いようですネ
 

  
いただきもののギャラクシーレース ラウンドテール 今ひとつはっきりしないので
構造を探るために他品種との交配を試みる事にしました
 
■ギャラクシーレース ラウンドテール交配・F1を得ました
 
X
ギャラクシーレース ラウンドテールを二世代ほど採って見ましたが、生まれてくるオスの仔たちは、コブラ模様が無くなったり、デルタまがいの尾びれがでたりで、画像のギャラクシーレース ラウンドテールは二世代目の中から、らしいオスを選別し、尾びれの付きにくいセルフィンのメスを交配させてみました。
これがF1固体でプラチナラウンド崩しと言った表現です、残念ながらコブラの表現を持った固体はひとつも得る事ができませんでした。

我慢できずに、他品種との交配を試みました。
今回の結果としては、ギャラクシーとは言いがたいものになってしまいましたが、こうしたワイルドを抱いた品種は遺伝的な要因が移行するのは別にめずらしい事では無いのでコブラ模様の部分がXに移行した事も考えられますが。
まあ、別のお客様からの同じ感じのタイプも来ていますのでもう少し代を重ねて見るつもりではおります。
この交配から考えるにF1固体はXレースになってることになるので、最近Xレースはあまり見る事が少なくなっているので使いみちはあるのかもです。


Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi