腹部のみ残し、ほとんど濃い赤になってきました

 US ゴールデン レッドテール・フルレッド?

US Golden red tail・full red ?

最近は、お客様の仕事に圧倒されておりましたが、わたくしとて遊んでいたわけではありません。
私ももっと赤いグッピーはと言う事で触手を張っていた訳でありますが、画像の固体はかなりいい線行ってますでしょう。
基本的には、USゴールデンレッドテールなのです。
この品種の赤はXレッドでYレッドと言う構造をもっているようで、最近USゴールデンレッドテールの名で見かける固体はこのXレッドの部分がなくなっているものがほとんどのようです、日本に入ってきた頃のUSゴールデンレッドテールの画像を見ますとこめかみに赤いラインが見られました。
私自身USゴールデンレッドテールのオスを他の品種に交配させるとこのこめかみの赤いラインが無くなるのは確認しています。
そこで初期に近いXレッドの部分を固体に戻すべく交配を重ねている過程でこめかみの赤いラインの太いものが出始めそれをなるべく太いもの 太いものと交配させてきたものです、USゴールデンレッドテール同様黒味のあるゴールデンですので赤味はかなり強くみえます。
以前海外の方からメールを頂きましてその方のWebサイトには似た感じの固体が紹介されておりました、その方の固体はすでに全身赤いものでした、何分横文字は苦手なので詳しい内容につきましてはわかりませんでしたが。
こうした交配のなかで面白い事に気づきました、私の所のUSゴールデンレッドテールは、私の無知ゆえに初期の頃日本の黄色味の強いゴールデンあまり表現は良くありませんが、と交配したものでどうしても仔を得た時にゴールデンが2パターンになるのですが、黒味の強いゴールデンの出現が上がると尾びれが付き安くなり、日本のゴールデンの出現が上がるに連れ尾びれが付きづらくなりひどい中落ちをはじめます。
ここら偏はこれからのレッドテールを思考するのに面白いところです。
とにかくフルレッド一歩手前です。


Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi