■研究リポート 267.

ギャラクシーブルーグラス再構築の現状
■2021年6月の個体

構造と表現一例としてのおはなしです。

私のところで、ギャラクシーブルーグラスも絶えてから随分になります。

構造的に解らなかった部分には随分と光が当たり図面の上では大体の構造が見えてきているのが現状であります。
しかしイザ実践となりますと何分と生き物相手でありますので思うようには動いてくれません。

数年前になりますが、アルビノギャラクシーレッドグラスという形でいただいた個体がありましたが、煮詰めて見ましたが最終的に唐澤氏のはじめた
ギャラクシーとは赤の因子が異なり代が進みいったん普通体色してみましたところ、腰の部分にハーフタキシード表現がハッキリト現れてきまして
構造的にレットテールコブラでありました、何とも残念でありました、きれいな個体ですが。

ギャラクシーの場合ギャラクシーの持っている赤の因子はコブラまたはレースと交配させてもこの腰の部分のハーブタキシードが表現されないのがポイント
の一つで、このハーフタキシードが原種帰りのように出現したのが当時のサンタマリアギャラクシーだと言われています。

なぜよろしくないのか、いいじゃいないかという方もおられると思いますが、このハーフタキシードが表現してくるとその部分に字書けないと言いましょうか レースの美しい表現ができなくなる訳です。
今までのレッドコブラと言われる表現のつらい部分です、それを回避してレース柄を表現させたのがギャラク シーの特徴の一つでありますから。

そこで自分とところにある要因を使ってのギャラクシーの構築をはじめてはいたのですが・・・・・・。

画像をご覧ください。
今のところの表現です、基本的な構造としてはギャラクシーブルーグラスと同じはずなのですが・・・・・。
@レッドテールからのプラチナ表現
A基本的にレース
BRヘテロ
Cグラスファンテール

尾びれのグラス柄は少し代が進めないと・・・これからですが、腰のブラックリングがではじめいかにもグラファンという尾びれの柄。

この一見プラチナに見える表現はレッドテールからの誘発であります、これもギャラクシーの特徴の一つであるますが。
腰の部分に縦線の表現が見えます、これがレースまたはコブラといってもいいのですが の表現。
この艶のあるライトブルーはもしかするとアイボリーが噛んでいるかもという感じがします、今のグラスと言われるものは大体が入っているような・・・・・・・・・・・。

で最近のレース・コブラはという話がまたまた出てくるのですが、いわゆるジャンケン思想でありますが、たぶん赤にレースが負け気味・・・少し表現しているから
負けてはいませんから・・・・もしかすると、もしかするとですよ、この個体の仔にはギャラクシーブルーグラスが混ざるとうになるのかも。
あくまでもかもですが。
怪しいおはなしでしたね。


Canon EOS 50D・EF100mm  F2.8 マクロ   Photo/S.kobayashi