■研究リポート 264.

アイボリーグラスその後
■2021年5月の個体

アイボリーですが相も変わらず足踏み状態です。

表現が見えないメス側でお手上げ状態です、オスのアイボリーとしての表現はご覧いただいているように、非常に良い個体がではじめています。
言い訳のないアイボリー表現になりつつあります、アイボリーの難癖であります仔の採りづらさなどは改善されてきまして、いわゆる ドンブリ飼でも仔が十分に育つようになってきていますので、もう少し数がまとまってくれば何とかと思っております。
一番最初にアイボリーを見た時の印象によく似た表現です、腰の部分にアイボリーが巻き込んで来ているところなどはそのものです。
グラスなのかと聞かれましたら、やはりファンテールでしょう、基本的にアイボリーはファンとセットですのでこの辺は最初の表現と変わらないようですね。
以前私のところに居たアイボリーは最後はボトムになりましたから、多分ですが何やらの変化で限りなくグラスよりの個体でしたが、この個体のグラスへは最初からやり直しということですね。

ご紹介しているアイボリーはブルーグラスから分離させたものですので基本的にはRヘテロが出ていること、アイボリーは因子として揃わなくても 表現に影響を与えることなどが時間を消費している元凶で何とか早いうちにはとは思ているのですが何とも。
いくつものラインに分けて仔を数とっていますのでそろそろと言う期待が高くなっています・・・・・が。

Canon EOS 50D・EF100mm  F2.8 マクロ   Photo/S.kobayashi