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■研究リポート 252 |
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■2020年10月の個体 | |||
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2007年にイエローセルフィンとしてご紹介した個体と基本的な構造はほぼ似ているものと思われます。
当時はただ胴胎で仔をつなげて行くしかすべがなく、代を続けて見たものの全く歯が立たず結局立ち消えでありました。 今回は一応、本人は策が見えているといつていますが・・・・・・。 ラウンド型のボディーに大きな背びれが付いています、セルフィンモーリーとまでは行かないししても、なかなか見ごたえがあります、今までこうした方向も改良が見られないのも改良に果敢なグッピーにしてはといった感があるくらいです。 もともとはレース系品種からの原種帰り?という表現も改良品種に似合いませんが、そうですね先祖返りというのが良いのか・・・・まぁグラスに揃ってきたということの中からの個体です。 レース系品種は尾びれをデルタ型にするためにいろいろな遺伝的な要因を借りています。 レースにグラスというのは定石でありますから、レースからグラス系個体が出現するのには何ら不思議のないことであります。 一言、ここでおはなししているグラスとはグラシースの方ではなく、透明度を上げるというグラス本来の要因のはなしであります。 グラスで揃ってくると、表現的には、体型はボトムになります。 ご覧いただいている個体はきれいにラウンド型になっています、この辺は一つのヒントになるのかも・・・・・・・であります。 一番下段の画像で2尾で映っている画像をご覧ください、背びれの普通の方が、私のところで幾分ですが増えはじめているグラス系ボトムの若い個体で、セフフィンとの比較であります。 双方ともに、出元が同じレースでありますので、この比較も大きなヒントになりますね。 このセルフィングッピーは、基本ベースはグラス系ボトムにプラス何やらということになりそうですね、最初は端的に個体差みたいなとらえ方をしていたのですが・・・・・・。 それともグラスの何かの抑制型とも考えられますが、少しですがこうしたオスの個体が増えていますので、何とか方向が見えるとよいのですが・・・・・。 |
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