■研究リポート 242.

ドイツルブラ 近況

■2019年7月の個体
■これが最近のドイツルブラです。
■なにげに付属、こんな仔を生んでいるメス親です。

ドイツルブラの近況を聞かれましたので、現状報告とルブラ表現の流れについて、結構衝撃的ではありますが・・・・・。

現在らしい?表現を保っている個体を画像でご紹介しています。
ドイツとしては出来は悪いですがルブラの表現は残っています・・・・がこの頃の個体は仔をとっても大半がというかほとんどルブラ表現がタキシード?表現に負けて表現をバランスよく保っている個体を得ることが出来ていません。

中でも最悪?なのかどうか下半分の4つの画像であります、オスは一応ドイツルブラの表現をした個体でメスは同胎の個体ですが・・・。
なんとオス側の仔達はすべてシメというのかプラチナピンまがいの表現になりよくよく見ればタキシード?のような・・・・ルブラのような表現も乗っているような・・・・。
今の所メスは通常?のようなタキシードの表現をしています・・・・・。
水槽に交配記録を記してはあったものの戸惑いましたが・・・・・・。
冷静に見ればそれなりの押しつけ?は思いつくとことおもいつくのですが・・・・それにしても翔んだ表現になるもののですね。

ルブラ表現が一応固定出来て以来それなりの時間が流れています、当時あれだけ時間と労力をかけて固定できた表現も近年は交配すれは割合と簡単に表現出来る時期に入ってきていると感じていたのですが・・・・。

ここ1〜2年当時より続けているウィーンルブラの何本かある水槽のうち2本のルブラに明らかに倍数の異なる個体が出はじめて仔が完全に止るものが出てきています、他の水槽のルブラは相変わらず盛んに繁殖を続けておりますが、こうした流れはよくウィーンエメラルドなどに見られる現象?なのですが、ルブラもそろそろ一つの節目を向かえつつあるような気がしています。

一つの新しい表現が現れて時間とともに流れて行く、起承転結の流れの現れかもしれませんね、グッピーの深い部分です。


Canon EOS 50D・EF100mm  F2.8 マクロ 2019年7月7日 
Photo/S.kobayashi