■研究リポート 228.

ギャラクシーその後

■2018年10月の個体

日高氏から引き継いだ格好になりましたが、ギャラクシーグラスです。

ご紹介している画像は、10月現在の選別個体です、雰囲気は随分と出てきましたが今だにギャラクシーとしては安定しているとは言い難いところではあります。
次の代をとりはじめましたので、少しは構造が見えてくると思います。

キャラクシーブルーグラスの作出者であります唐沢氏のギャラクシー表現とくらべますと、赤色が大変にきれいに表現されてというよりもきれいすぎると言ったほうが的確かな、故に持っている赤は当時のギャラクシーの赤とは異なることが伺えます。
これはいかんというのではなく構造的な個性でありますので良い悪いということではありませんが、これだけ赤がきれいですと考えられるのはまずコブラの影響をあまり受けない赤である訳ですのでこれから半優生ブルーにした場合の青の表現が期待できます。

キャラクシーの表現もこの赤の影響からか、少しプラチナの表現が強いものの当時のキャラクシーの近い感じのは好感がもてるもののまだ安定した表現にならず単純にプラチナ表現と分けているので現在のところ主力はXレースであろうと考えています。

グラス表現としては腰の黒のリングがほとんど現れす背びれが長め出ありますので単純にグラスからの押しと予測でき、少し手を加える必要が出てくるように思われます。

まぁ何はともあれここまで来ていますというご報告まで、後ご期待であります!


Canon EOS 50D・EF100mm  F2.8 マクロ   Photo/S.kobayashi