この個体は昨年日高氏亡きあと私のところに来た個体からの仔たちです、ですからこれは日高氏のお仕事であります。
送られてきましたアルビノレッドテールに「スワロー系」とラベルがありまして
「また難解なことをされているな」と思いました。
随分と古い話になりますが、私もこのようにレッドテールをスワローにしてみたくて何度も交配を重ねてみたことがあるのですが、メスはらしいスワローが得られるのですがついぞオスにはらしい個体を見ることはできませんでした。
基本的にはスワローがでる環境であるはずであると思いながら・・・・・・。
当時はレッドテール自体がレッドテールでそろえると・・・いや・・・レッドテール自体尾びれをデルタにする要因を持ってなくそろえればそろえるほど尾びれはなくなるとはおもいもよりませんでしたから。
まぁ、スワローが出現しなくてもというよりスワローでそろってもスワローを表現できないといった方が解かりやすかもですね。
尾が無ければスワローには成り得ないですものね。
ですからここでご紹介しているようなスワロー個体を得るにはいったん何かで尾びれを裏打ちしてデルタを作りかつスワローに添え終えて抑制を外すという途方もない手間暇がかかっていることになります。
まあなんともよくこんな仕事をしていたものだとおもいます、すばらしいですね。
というわけで、わたしの忍耐がどこまで続くのかは大いなる問題でありますので遅ればせながらご紹介であります。
*各個体に一応簡単な解説を付けてありますが、個体を見せて頂いてのものですので日高氏の真意とは異なる部分があると思いまますがその辺はご容赦ください。
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