■研究リポート 218.


 ついに再構築出現か?アルビノ
ギャラクシー?

■2018年5月の個体


■こうして画像にして見ると確かにプラチナレースであることが判ります。


この個体は昨年日高氏のとこより来た個体からの仔たちです、ですからこれは日高氏のお仕事であります。

私のところに来た時には個体はピークが過ぎていたので画像は残してなかったのですが、妙にブルー表現が強い個体だなという印象が残っています。
私自身いろいろとあった時なので飼育と仔を残すので精一杯で詳しい観察が出来ていなかったのは残念ですが仕方のないところです。

これがプラチナ表現であるというのはお出かけいただきましたお客様からご指摘いただいたもので、さすがに鋭いですね、言い訳をいたしますればこうしたアルビノ系品種は表現が淡いので・・・・・・・・です、まぁそれはそれとして。

このように画像にして落ち着いて観察してみますと、確かにプラチナ表現ですね。
ボディー後半部にレース、尾びれはデルタというよりいわゆるライヤテールですが背びれを見ると大きめで明らかに他表現の介入が見て取れますね。
ご指摘の通リこれは「ギャラクシー」であると言えますね、かつこの表現はY型である可能性が高いということでありますが・・・。

このボディー後半部のブルーはおそらくですがボディーの透明度の高さを表現しているものと想像できます。
こうして見てくるとある意味パーツ的にはギャラクシーとして出来ている感じですね。
日高氏のところから来た時にはこれらの元個体にはギャラクシーの表記は無かったのであれだけの方がプラチナを見落とすようなことはありえないので代が進むに連れての後続という事になりますよね。
後続でプラチナ表現が出てきているという事は、基本赤を持っている事になり、それでいてこの尾びれの色表現ですからね〜レースで赤を抑えているとはいえ半優性の可能性であると見えないことはない。
背びれがこれだけのサイズがあるということはすでにグラスがということも・・・・・・いろいろと想像・妄想が膨らみます。

とにかく代を進めてまずプラチナ・レースの確認からはじめという事になりますか、しかしギャラクシーの再来とすればこれは大きな楽しみが増える事になります。


Canon EOS 50D・EF100mm  F2.8 マクロ   Photo/S.kobayashi