■研究リポート 215.


 レッドウィーンエメラルド交配事後報告

■2018年4月の個体


■赤の濃淡はあるものの
大半がこんな表現の個体になりました。


■少数派ですがこんな個体が混じります、やはり赤いんだっ下地?は・・・・・・・・。

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■こんな交配の仔です、レッドウィーンのオスに原種型エンドラーズのメスです。

事後報告です。

得られた仔たちの表現が思いどうりとまでは行きませんでしたが、確かにウィーンに赤が入りました、また少数ですがほとんど赤の個体も出てきています。
色のではじめは一見ほぼウィーンでしたが、成長とともに赤の斑紋?が出てきまして現在はこんな表現です、まだ若い個体ですのでこれからどう化けるかといったところなのですが・・・・・。
この赤の表現はいったいどこからきているのでしょうか?
これが問題の核心なのでありますが、もう一世代待たなければならないのかも。
ウィーンから出現してきたレッドウィーンのなかでは、このレッドウィーンの赤表現が成長とともに変化する(赤が濃くなるものもあれば極端のものは赤が消出するものなど)ものもありますので、それに比べれば相対的に表現が同方向に向いているようなのでましという言い方は乱暴ですが、わかりやすいのかもしれません。

この代で重大問題であった性比は思ったとおり正常に戻っています。


CCanon EOS 50D・EF100mm  F2.8 マクロ   Photo/S.kobayashi