■研究リポート 201.


 レッドレース

■2017年6月の個体
■レッドレースです、赤色の強くきれいです。
■大半はこうした表現のレッドダブルソードの表現です。
■RREAを噛んでいるようでこうした表現も混ざります。
■レースのラウンドで赤の表現の無い個体も表れます。

■これがレースとレッドが隠れた?消えた?状態の個体、つまりベースの構造。
■この個体はRREAの表現も無いもの。

このレースと赤という関係は、私のところではアルビノレッドテールからの出現と問屋さんからのオレンジレースラウンドという二品種でお目にかかりました。
コブラ系品種と赤系品種の取り合わせで腰の部分にハーフタキシードの表現が出ないというこの表現の違い、またレースorコブラは赤の抑制因子です、それでも赤いのですから、今まで日本にいる赤とは異なるということは解るのですが・・・・。

表現がなかなか落ち着かず今までも代が進む内にコブラorレース模様が消失したり赤の表現の出入りが多かったりで。
ここに来まして、今まで余り見ることの無かったレッドのソード系個体がなから落ち着きはじめていたのですが、その一つのメスが産んた仔にうまく納得の行く表現が出現してきましたので、最近バイカラー・フルカラーのおはなしから随分と構造が見えてきたので、この品種もということでご紹介です。

元々が赤系のダブルソードを作りたくてかき回していた個体で、なからレッドでソードになりはじめていたものです。
その内のメスからこうした表現の個体が出現してきました、上の画像です。

まぁ結論時に言えばレースの裏表ということ、ボディーのフル赤と尾びれの赤は別物、ラウンドベース、Y型ダブルソードの関与が見える尾びれの赤はこの辺かも?といつたところか。
アルビノの介入は最近では普通のはなしですからね、今度はなんとかしたいものです、今回の個体は赤がきれいですから。


Canon EOS 50D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ   Photo/S.kobayashi