■研究リポート 196.


 レッドウィーンエメラルド その後

■2017年5月の個体

■何腹とりましたか、現在の子供たちの平均的な表現です。

レッドウィーンエメラルドがウィーンエメラルドから出現してから、同じラインの個体と交配させて仔をとってきました・・・・・が・・・・。
御覧頂いている画像が現在の平均時な表現の個体です、だいたいがこうした表現でいくらかですがこのように単眼模様の無いものも表れてきますが体にはどの個体にもこのように赤色が強く表れてきています。

現在5腹ほど取りましたが一回に産む数が少なくなかなか数がまとまってきません。
レッドウィーンが出現してきたウィーンを自然繁殖させている水槽からは相変わらずレッドウィーンが出現してきています。

レッドウィーンが出現してきた頃に一緒にシメルペニヒのような表現の個体もあらわれてきましたが、こちらの方は他の水槽にて大体安定しておなじ表現の個体を得られるようになって来ています。

それに引換レッドウィーンの方はなかなか広がってきてくれません、そこで先日真面目に?腰を入れて得られた各仔の水槽の個体を選別スべく手を入れてみて「あぁ〜なるほどね〜」
という訳で少しおはなしです。

どの水槽の個体も御覧頂いているような確かにレッドウィーンと言える個体が育ってきているのですが、
ここがポイント「オスはね」
っていうお話、確かメスもいたようにおもえたのですが、どの水槽にもメスが一つもいない・・・・・・この現実・・・・。
最初にレッドウィーンを交配して生まれた仔たちがほとんどオスがレッドウィーンのような表現になったのでそもまま次の代をとっていたのですがいつのまにかその最初の仔の水槽もメスは1尾のみになっており、どうもメス側が育ってきていない・・・・。

構造的にこうしたことが起こらないこともないことは無いのですが、現時点では自然繁殖させている水槽内ではレッドウィーンのメスは育っていない可能性が高いですね〜。
要は万度通常のウィーンにもどして交配されていたこういう可能性が大・・・・・・。
これでは広がっては来ませんわな。。。。。。。。。。。

これは少しヤバイかも・・・・・・さすがにありえないものはなにかあるってことですか・・・・。
もう少し真面目さを上げないとまずそうですね。

メスが育たないということになると他品種とこ交配によってなどという話になるとこれはウィーンにするのには多大な時間と労力が必要になるわけで少々深刻かも・・・・・・・・・・・・・・。

現時点での近況報告であります・・・・・・・・・・・・・。


Canon EOS 50D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ   Photo/S.kobayashi