■研究リポート 192.


半優性ブルーに異変が・・・・・・?

ついにと言うか?これが正常?というか・・・・・。

■2017年1月の固体・グラス系個体

■微妙な色合いで画像で雰囲気がお判りいただけると良いのですが・・・・・・・・・・。
■この個体2尾は両方共に問題の表現です。

■手前の個体が一応胴胎からのブルーグラス個体で後ろの個体が今回の問題児の一人というか数出現しているうちの一個体です。
■えぇ〜トですね、何が問題なのかというとでありますが・・・・・・・・。

ご紹介しておりますこれらの個体は同じ親の子供たちであります。
が、グラスどうしの交配で代を重ねてきたものではなく一度ブルーグラスにドイツイエローを交配させてタキシードを抜いた個体です、なぜこうした交配が必要だったかはここでは別のはなしとしまして。

今回の表現はかなり微妙なもので、画像で雰囲気がお分かりいただけるとよいのですが・・・・・・・・。
上の画像を御覧いただきまして、一見うだつの上がらないブルーグラスでありますが、よく尾びれを御覧ください。
薄っすらと赤味がかっています、この尾びれの色表現はブルーなのか?それともレッドなのか?

基本ブルーグラスのベース色は黄色でありますから、尾びれが黄ばむとかいうのであれば「あぁ〜半優性ブルーの下地ね〜」てはなしで済むのですが・・・・。

わたしも気づくのに時間が大変にかかってしまったのですが、このところ新しい品種?が出現してきたり縁がありまして頂いたり譲っていただいたりで少し水槽の整理をせまられまして・・・・・・・・・って訳で。
一見このブルーグラスに見える個体に行き着いたという訳であります。
ちょっとびっくりです。

簡単に言えば「これ赤なの青なのって」簡単な疑問・・・・・・。
基本的な半優性ブルーの構造になにか起こっている・・・・・・・・・と考えるべきか?

下の画像は胴胎のブルーグラスとレッドクラス表現の個体です。
見る限りでは出来は別として色表現は成りきですね・・・・・・・・・・・・・・。

ブルーグラスが市場に出はじめた頃カラーと言われた赤とも青ともつかない個体が現れていたことがありましたが、こうしたソフトな表現はうまく揃えられれは新しい色彩表現につながると思うのですが・・・・・・・さあどうなりますことか。



Canon EOS 50D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ  Photo/S.kobayashi 2017/01/29