■研究リポート 191.


プラチナ ウィーンエメラルド登場?かな・・・・・・。

レッド ウィーンエメラルドの秘密 2 !

■2017年1月の固体・プラチナ ウィーンエメラルド 登場か?
■自然繁殖している水槽をよく観察して2尾確認できました、多分プラチナウィーンだと思うのだが・・・・・・・・・・・。

研究リポート 189.でバイカラー・フルカラーという表現にふれましたので一応レッドウィーンの出現している自然繁殖の水槽での表現を整理してみました。
大体のところで出現している表現をまとめて画像にしてみました。

その際「あらまぁ〜、プラチナらしき表現がいるじゃん」 という分けで2日がかりで自然繁殖の水槽の山のような数の中から抜きました、やっとです、非常に目に負担がございましたけど、ほんとに。

いわゆるプラチナショッカーのような強いプラチナを表現するタイプのプラチナでは無くどちらかと言えばギャラクシーのようなプラチナのタイプとおもわれます。

えぇ〜っとですね、なぜ今になってプラチナ表現らしきものが出現しているのか?
下の画像のウィーンエメラルドと比較してみてください、背びれの黄色味が弱く尾びれのソードの上側が弱くなっています。
この辺がミソ?であるのでは・・・・・・・・・・・・。

おもしろい?情報?を少し、以前1尾出現してきた時には胴胎のメスに交配させて得られた仔達は、プラチナはあっという間に消え失せて、レッドウィーンほどの赤味ではありませんが一旦はウィーン自体の表現に赤味が増しましたが代が進むに連れてほぼ普通にウィーンに近い個体に戻ったという前歴があります。
これは、まぁ定石ということなんでありましょうが・・・・・・さぁ次の一手はいかに・・・・・・・・。


■2017年1月の固体・ウィーンエメラルド自然繁殖水槽の一つの表現、理由は不明この水槽の個体のみ表現が分離をはじめています!

■本来はこちらをとはじめたリポートですが、少々脱線でありました。
これからが目的の本題であります、 とりあえず表現でなからの振り分けをしてみまして表現がよく現れている個体を画像にしてみました。
■この水槽からのウィーンエメラルドです、この表現から以下の表現が出現してきます。
■バイカラー表現のレッドウィーンエメラルドです。
■シメルペニヒに似た表現。
■フルカラー表現で赤表現をひいた個体。
■フルカラー表現のレッドウィーンエメラルド。
■フルカラー表現のプラチナレッドウィーンエメラルド。
■フルカラー表現でウィーン独特の柄が無くなったもの。
■ちよっとやっかい、フルカラー表現で多分下地はシメのプラチラレッド。
■これはバイカラー表現のレッドウィーンですが、ソードの尾型がつながりはじめている個体、赤の因子が違うのかも・・・・と思う。
■これは多分ですが、バイカラー表現で、ウィーンの柄が沈んでいるもの。

ここでご紹介している個体は、すべて一つのウィーン自然繁殖の水槽から出現している個体です。

どの表現も基本的にどの個体もウィーンエメラルドであります、一見では解らないこのようにウィーンエメラルドは実に複雑な構造を持った品種であることがご理解いただけるとおもいます。
こうした多くのファクターを持ったものをうまく現在の表現にまとめ上げているともいえます。

今お話したしましたようにプラチナが出現しはじめていますのでこうした表現の分離?もそろそろ最終章であろうと予測しています、画像でご紹介していますどの表現も基本的には手をかければ安定した表現になり一つの品種になるものとかんがえます。

ではなぜこうしてことが今回起こってきているのでしょうか?
これはあくまで憶測でありますのであしからず。

私のところに縁合って来たウィーンエメラルドです、約30年ほどのお付き合いになり安定した表現を続けてきたものがなぜこの水槽のみこうしたこと?変化?が起こっているのか。
これはこのレッドウィーンが成立したことによると考えています、元来ウィーンは基本構造から赤い表現が出ることはありませんでした。
たとえ赤系の他品種と交配させても赤くはならないものです、赤くなる個体はウィーンではなくなるということでこれが正常なウィーンでありました、ですからこうした今まででは赤いウィーンはお目にかかれなかった訳です。

しかし原因については探り用もありませんが、レッドウィーンが成立してしまったこれは腰にグリーンが存在しボディーにレッド表現これによって証明されています。
これによってこれだけ複雑な構造を持ちなんとかバランスを保ってきた品種の安定感にヒビが入ったというのが本当のところではなかろうか・・・・・・・と想像しています。
ですから、いくら胴胎で交配を続けても成果がでない・・・・・・・・。
基本再構築になる?・・・・・・・これも16分の一を遥かに凌駕する仕事になる・・・・・・。
新しい表現・新しいファクター・バランスが変わる?・まさに破壊と想像の世界ですね。


Canon EOS 50D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ  Photo/S.kobayashi 2017/01/15