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■研究リポート 186
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ドイツイエロー・ホワイトウイングといわれる表現の基本構造の考察 2
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■2016年8月のF1固体 |
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■スタートの交配がレッドグラスとドイツの交配ですので仔たちには当然赤が強く反映してきます。
中からドイツらしいこといから、完全ではありませんが、ホワイトウイングを表現してきました。
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■数いる個体からホワイトウイングの表現を撮影してみました、やはり黒い胸鰭が白く変わっていきます。
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前回「ドイツイエロー・ホワイトウイングといわれる表現の基本構造の考察 1」でご紹介いたしましてからそこそこの時間がたちまして表現もそろそろ煮詰まったの考え再度考察であります。
最初の交配のオス親がプラチナピンクのウイング系でありましたので得られた仔はやはりすべてプラチナ表現になりました。
ピンク表現はタキシードの下に、 オス親のプラチナピンクのウイング系はグラス系でありますので無地ものとグラスの交配で仔達はそこそこに無地になりました。
色表現は赤とドイツの交配でありますので当然赤も現れシミになりました、この辺はではセオリーどうりでありますね。
そうして主題のホワイトウイング表現はといいますと、若い個体のうちは胸鰭はすぐに黒くなったもののなかなか白に変わるものが出てこないで少々焦りましたが、成魚になるとともに画像でご覧頂いているように100%という訳にはいきませんでしたがそこそこの数ホワイトウイングを表現してきました。
煮詰まったホワイトウイングの個体に比べますと一応白くなったというところのものですが、これでウイング系がホワイトウイング表現を成立させるのに一役かっていることは確かのようですね。
ではなぜこうした中途半端な出現になるのでしょうか?
最近のこうした遺伝的表現は、グッピーの改良という趣味が動き出したころの、例えばアルビノであるとかゴールデンまた少し進んでキングコブラ・タキシードなど持っていれば表現してくれるという具合に単純に行かないものが多くなっています。
このホワイトウイングに付きましても、当然持っていなければ表現できませんが、きちんと表現させるにはそれをサポートというか引き立てるというか本要因の他に幾つかの要因を揃える必要に迫られるものがあるようです。
ホワイトウイングのい場合他にある程度のメラニン量を増やす必要があるようですが、このようにドイツに交配させてタイキシードだからKOとは単純に行かないようで、メラニンにもいろいろあるようであったメラニンの量を増す必要があるようです、おもしろいところです。
それでもこれでホワイトウイングとウイング系の関係は見えた感がありますね。
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■以下若い個体ですが2016年8月のF2固体です!
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■若い個体の表現でざっとですがこんなパターンになりました。
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ホワイトウイングとして成立させていくのにはこのまま代を重ねるのは少々カッタルイので他品種との交配を考えるとしまして。
一応F2を採りましたので画像を御覧ください。
ドイツのメスをスタートの交配に使いましたのでタキシードはXタキシードですのでF2では非タキシードの仔が混ざる用になります。
画像でご覧頂いているようなパターンになっています。
上段2個体がタキシードがはずれた個体で、まぁ簡単にいえば下地はこんな感じというところ。
下の段はタキシードを表現した個体で左側のレッドテールタキシードなどはすでにホワイトウイングの表現が出ておます。
こうしてみますとこの個体の基本構造がお分かりいただけるとおもいます。
一応ご報告であります。
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Canon EOS 50D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ Photo/S.kobayashi 2016/08/30
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