■研究リポート 177.


作出してみました、タイガードイツイエロー
■2016年5月の固体
■一応タイガ−になりました。

やるやる、やるってば」といい続けて何年たってしまいましたか・・・・・・・・・。
1 状態でずっ・・・・・・・といたって感じですね、何せ仕事が速いもので・・・・・・・・・・・・・。

という言い訳でやっとタイガーでそろえてきました。
元々は、ドイツイエローのオスにグラス系のタイガーのメスを交配させてスタートしたものです。
以前はそこそこのタイガードイツがいたのですが、お好きな方というかタイガーグッピーのファンというのがおられますね。
まぁ私もその一人ではありますが、このゴールデン風に鱗がメラニンによってふちどる、というかメラニンの表現を抑制するというか、こうしてこの独特な色合いが出る訳ですが。
海外ではゴールド、ゴールデン表現に黒が混ざる訳ですから金ぽいというのは解かりますが、日本ではこの表現をなぜかカイガーと呼んでいます。
基本的に常の表現で動きはアルビノと同じで劣勢ホモで成立します。
日本国内では一端見ることが出来なくなり、タイガーレースという表現で再構築させたものが元と聞いています。

私のところでも一端絶やしてしまい、なぜ耐えるのか?これはお恥ずかしいながら営業との兼ね合いでございまして、爆発的に売れる表現ではございませんのでどうしても・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やはり言い訳でありますが。
お客様のところ「にたぶんタイガー持っていると思う」という個体がおりましてメスを3尾ばかりお譲り頂き再構築いたして現在に至るであります。

という理由にて大きくお時間のかかったタイガードイツイローであります。
基本グラスベースではじまっておりますので、まだ尾びれは単純無地とまではいかないとおもいますが、雰囲気はでてきました。
古い表現で恐縮でありますが、昔?にブラウン管に色粒子の周りに黒を入れて画像をきれいに見せたものがありましたが、タイガーグッピーはその独特のメラニンの配置にて色表現が割合とクリアーに見えるものです。
もう少し煮詰めるとよい個体になりそうです。

タイガー表現は色々なうわさ?現実?性能?があるようでモスコーの話は有名?でありますがまだまだなにか引き出せそうな遺伝的要因ではありますね。


Canon EOS 50D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ   Photo/S.kobayashi