■研究リポート 165.


プラチナ エンドラーズ ブルー
■2015年10月の固体です。
■ひと時代前でしたら大騒ぎになる表現ですね。
■この頃ですと「想定内」ですか?

一昔前ですと、プラチナアクアマリンといわれてしまうのでしょうが、ボディーに幾分とエンドラーズのヘテロ模様が見て取れます。
出元はご想像どうりエンドラーズハイブリッドの「エンドラーズブルー」からであります。

この「エンドラーズブルー」は、もともとのラズリーアクアマリンというふれこみのメスに原種型エンドラーズを交配させた露骨なエンドラーズハイブリッドでありますが、この交配に使ったラズリーアクアマリンなる固体が半優勢ブルーでありまして、この交配によって原種型エンドラーズにもろグッピーの赤が入ってきたわけです。
これによってまぁボディー半分がブルーになりこの赤が入って事で代を重ねるとともにプラチナ表現がでてきているという訳であります、これが基本構造であります。
目を引く艶のあるきれいさですね。
画像でご覧いただいているように尾形は、エンドラーズベースですからこんな感じですね、これはエンドラーズにグッピーを交配することで幾分と尾びれが後ろに引っ張られているというのが一番わかりやすい表現でしょうか。
この辺を揃えるにはもうひとひねりいりますでしょうか。

しかしこうした一昔前でしたら難解と思える表現も想定内といえるようになってきているのはすばらしいことですね。


Canon EOS 50D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ   Photo/S.kobayashi