■研究リポート 155.


ウィーンエメラルド ラウンドテール?

■2015年2月の個体

いそうでいないというかやらないというか・・・・・。


これをウイーンといっていいのか・・・・・・・。

温室を今の場所に移動してから10年を越えまして、温室も幾分手を加えていかなければならなって来まして、という訳で水槽を整理しながらの仕事なのでありますが。
ここでウィーンの飼育している水槽を三本ほど整理したのですが、一本はすばらしいウィーンが随分と増えていまして(さすがに本数がありますので毎日見ていないものである意味こうした整理で新たな?発見?があったりするのであります・・・・・が。

居まして居ました、一瞬目を疑うような固体が・・・・・・・・。

うぅ〜ん構図としてはないことはないですが・・・・・・目の前にするとなるほどねという感じですね。
ウィーンエメラルドラウンドテール・・・・まぁこのラウンドテールになった固体をウィーンエメラルドといっていいかどうかという話はここではパスして置くとして、よく観察してみます。

いささか背びれの表現は怪しいですが尾びれ以外は十分にウィーンしています、面白いですね〜、腰のグリーンもきちんと表現されていますから。
尾びれは上下色表現が見えてのラウンドテールですから抑制型のラウンドと予想できますね。

こうした表現をいざ構築してみるかどうかはさておき、これをウィーンから構築するとなるとこれは少々厄介な話になりますよね。
品種的の是非はさておき少し付き合って見てもいいかなという気にさせられる固体のご紹介でした。

ウィーンエメラルドは長〜いお付き合いの品種のひとつでありますが、ここにきましてウィーンプラスの面白い表現がいくつも顔を見せてくれています、ひとつの節目が来ているのかもしれませんね。
まだ想像を超えた表現が出てきそうな・・・・・・そんな予感ですね、本当にグッピーって面白い久々に刺激的は固体です。


Canon EOS 50D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ Photo/S.kobayashi