■研究リポート 144.


消え行くレース?

透明鱗レースラウンドにおける消失するレース模様


■2014年10月の個体
■まだいます透明鱗ですが・・・・・・・完全にレース模様が消失した固体です(画像1)
■ボディー後半部をご覧ください、レース模様が下側の部分が消えています(画像2)
■通常右側の画像の固体のような透明鱗でレースラウンドまたはレースラウンドレッドテールなのですが・・・・・。


元々はレースからの出現した透明鱗の因子なのですが、だらだらと繁殖を続けて、もう随分になります。

ここで少し温室の並び替えをしながら整理をしていたのですが少々面白い表現になっていました。
最近レース模様が割合と弱く?なっているという印象をお持ちのお客様も居られることと思いますが、ここに典型的な固体をご覧いただきたく思います。
これらの固体は透明鱗だからという訳ではありません、レース模様にご注目いただきたいとおもいます。

まず画像1ですが、完全にレース柄のみ消失いています、「いったいなにもの〜」といったラウンドテールの固体です。
画像2の固体はこれはまた面白い表現です、しいて言えばハーフレースとでも言えばいいのか、私はこのような表現ははじめてみました、最初これらの固体の元はレース・レッドテール・オールドファッションという三つ巴の関係をうたがって繁殖を続けていたものなのですが、レッドテールがうまくレースを取り込んできてうまいかな〜とおもっておりましたら、今度は逃げにでた?というこのか・・・・・・。

この辺の関係は実に微妙で面白いですね。
さぁこれからどうしましょうか?


Canon EOS 50D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ Photo/S.kobayashi