■研究リポート 138.


RREA ドイツイエロー ルブラ リボン

■2014年5月の個体
■やはりドイツ系品種はリボンにしますと見応えがありますね。
■やっとリボンになりましたという感じですがやはりきれいです。

先日普通体色の個体はご紹介いたしましたがこんどはRREA種です。

やはり素直に「きれいですね〜」と言える表現です、 このようにドイツ系品種はリボンの表現との相性がよいですね。

リボンする場合当然リボンのメスに交配させて展開させていく訳ですが、以前からご紹介させていただいておりますこの品種のノーマルタイプと、このように他のドイツと交配させたこの個体は、
ルブラとタキシードの動きが少し異なるのに気付きました。

先ほども触れましたがこのようにノーマルをリボンにする場合リボンと交配させてこの個体の場合はましてやRREA種でありますのでご想像どうり目的達成まで手がかかります。
F1でリボンを分離させ、F2でリボンでRREAを分離させるということになるのですが・・・・この間にルブラとタキシードの表現関係はどうだったのでしょうか?
F1個体まではさほど感じなかったのですが、F2まできてRREAの部分を選別する際に驚きました。
この分離して来たRREA個体のリボンにしろノーマルにしとオス側はすべてルブラドイツになりました、こうしたルブラとタキシードの合わせ表現高い出現はY型タキシード以来です。
交配に使ったメスのドイツイエローはタキシードで揃っている個体なので得られた仔たちには非タキシードは現れないはずです。
ということは今までで一番Xタキシードでありながらルブラ表現を受け入れている個体たちと言えます。

今まで仮説としてはルブラとタキシードが相性の良いものが強いて言えばタキシードがあると想定していたのですが、こうした表現をする個体がいるということになるとやはり何らかの抑制因子が働いていると考えたほうが近道なのかも・・・・・・・です。

この品種も次の段階に来ていますね。
とにかくこれだけきれいな表現でありますから、もう少し追及してみたいと思います。


Canon EOS 20D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ Photo/S.kobayashi