■ヒストリー リポート 1.


 ドットパール 考察 1.
■2013年11月の雄の若い販売個体です、随分と安定してきています。
■2008年4月一応思う表現がでた段階の個体です。
■2009年1月の個体
 
■2009年11月の親個体
■2011年7月の若い販売個体
■2012年4月の若い販売個体
■2012年7月リボンタイプの個体

ここで新コーナーです、一つの品種につきましてその生い立ちや作出?の引き金などの品種の歴史をおはなしして見ようというものです。
「ひとに歴史あり」のように「グッピーに歴史あり」といったところでしょうか。
お出かけいただきましたお客様やお電話にておはんしさせていただきますとい結構面白いといっていただきますので、まとめられる品種はまとめてみることにしました。
まぁこうした品種のバックグラウンドを知っていることも趣味的には広がりが出るのではと思いまして、それでは今回ナンバー1としてドットパールから。

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このところ、ポツポツとですが、
「ドットパールに興味がありまして
とか
「作出して見たいのですが・・・・・」
とか
「うまくいかんのですが・・・・・自分でやってみたんですが・・・・・・・・」

なんてのをいただきまして。

ホンニンとしては「おぉ〜」と感動しておりました。
やっとこうした表現に興味を持っていただける方々がおられるのか・・・・・という訳でドットパールの近況と現在までの反省とetcななどなど・・・・・・と。

まず端的なはなし、輸入グッピーとして多量に入ってくるグッピーの表現のなかに見当たらない表現は多少・・・・少し・・かなヤバイなにかあるとお考えいただいて八割はあたりです・・・・・たぶん。

ここでご紹介しております、ドットパール 表現としてはホンニン的にいえばドイツイエローの尾びれにグラス柄をだして見たいという簡単な構想でありました。
これが当時サイトをいろいろと見せていただいたのですが らしいもの?は画像が海外のサイトに確かヨーロッパの方だと思いましたが)いちにまい、お世辞にも美しいという品物ではありませんでした。
そこで当時、まぁ現在もですが、入れ込んでいたアイボリーに目を付けてはじめたのが現在のドットパールであります。

端的にいえばドイツに柄ではなくアイボリーグラスのタキシード、発想の転換?と言えば聞こえがよいのですが逃げ手と言った方があたりかも・・・・。

それはともかく作出方法としてまず端的にドイツとアイボリーグラスをいきなり交配させて見ることにしました。

この際疑り深い私としては、どちらのタキシードを使うのかというところで判断がつかず、ドイツのオスにアイボリーグラスのメスを、アイボリーグラスのオスにドイツのメスと両方の交配をしてF1個体をアイボリーグラスに戻すという方法をとりました。
この時アイボリーの難解さはメスがアイボリーで揃っているかが見た目で判断出来ないという部分にあります。
そこでアイボリーの出現率を上げるためにF1個体をアイボリーに戻すことにしてわけです。

しかしこの交配でおもしろいことがいろいろと解りました、全く予期していいなかったことなのですが・・・・・・・。
まずこのというかタキシードでありますが、似たような表現、用はボディー半分が黒くなるのではありますが・・・・・・・・・・・・・・。

いわゆるXタキシードとYタキシードでかなり交配結果がことなったという事がひとつ。

これには混迷しました、それも「まさか」という思いがありF1個体をアイボリーにもどした仔の表現を見てまだ「そうかな〜」という思いがあり、アイボリーでそろったあたりに来て認めざるえなくなりました。

端的にいえばXタキシードでは尾びれに柄を構築出来ない、まぁ出来るとすれば
よほど何かないとムリ・・・・・そうXタキシードの個体は柄というより良くしても
「こりゃ〜シミだな」くらい。

お客様でご自分で同じ狙いではじめている方のおはなしをお聞きすると割合メス側にドイツをお使いになっていることが多い様で、気持は良く判るのですが成立はかなり難しくなります、よほど何かおこらないかぎりですが・・・・・・・・・・・。

これに対してY型タキシードはと言いますと、私のところではかろうじて柄らしいドットを得ることができました。
2008年4月の画像がやっとアイボリーでそろってドットが出た個体です。
画像をご覧いただきまして、尾びれに幾分赤味がさしている部分が見て取れますが、今なら想像が出来るのですが、アイボリー因子で抑制しきれない色合いが存在するようです。
2009年1月の画像をご覧いただくと代が進み淘汰されることで色合いは解決されています。

2009年・2011年・2013年と代がすすむにつれてドット柄がうまく表現されてきています、これはですね、どうもですね、アイボリー側の問題のようでして・・・・・。

ここでアイボリーに付いて触れる必要がありますね・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


Next, it continues.


Canon EOS 20D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ Photo/S.kobayashi