■研究リポート 126.


 タイガー ルブラ

■2013年11月の個体 
表現がはじまりました。

速報タイガールブラであります。

タイガーグラスにルブラのメスを交配させて、F2でタイガーを選別してタイガー個体どうしで仔をとりました。

いくつかの個体から仔を得ましたが得られてくる個体はすべてタイガーグラスの表現で期待のルブラ表現を見ることが出来ずにいました。
それでもと思い仔をとりました一個体からの仔がご覧いただいております画像ののように期待どうりのルブラ表現の個体を得ました、それにこの個体からの仔のオス側はすべてこのようなタイガールブラになりました。

これは今までで言うところの「あたりメス」とでもいうのでしょうが・・・・・・・・・・・・・・・。
この個体の表現の場合なぜこのなんとも中途半端なF3までルブラが表現されなかったのでしょうか?

これがルブラ表現の面白いところです、これはタイガー側の構造的な問題になります。
ルブラの場合ルブラを遺伝的に持っているということと表現することは別ですからタイガー側が代を重ねる間にルブラを表現出来る環境になったそういう個体がF3の中にいたという訳であります。

交配に使う個体をもう少しタイガーというだけでなく他の構造を確認してから交配すればこうしたタンダムなはなしではなくすみのですが何分この交配は力技でありましたので・・・・・・・・・・。

画像をご覧いただくと尾びれに幾分グラス柄も見て取れますし先が楽しみですね。


Canon EOS 20D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ Photo/S.kobayashi