■研究リポート 120.


 アイボリーグラス X タイガーグラス その後 F2

タイガー プラチナ アクアマリン ソード
■アイボリーグラスとタイガーグラスの交配 F2 2013年9月の個体
次の代 F2の個体です、この辺は狙い通りタイガーが現れてきました。

これどう読みますか 1.」で紹介いたしましたアイボリーグラスとタイガーグラスの交配続編であります。

F1では予期せずリボンが出現いたしまして、かつソード表現のものも出現しましたのでその仔の中から尾びれの無地のリボン表現のメスと胴胎でソード表現のオスから仔を得ました。
気のきいた タイガー プラチナ アクアマリン ソードになりました。


通常のタイガーとの交配からのタイガー表現の個体は生まれてすぐに「あぁ〜タイガーね」と解るのですがこの仔たちからのタイガーは非常に解りずらくご覧いただいております画像くらいのサイズでもよく判らないくらいのタイガーとしての表現です。
こうして画像にして見ますと解りやすいですが、通常飼育している水槽内で離れて見ますと普通体色と分けるのが大変暗いの表現さです、今のところですが。
しかしさすがにタイガーですからメラニンが散在していないのでアクアマリンのブルーの表現は美しいものでタイガー体色ではなくこのブルーの色合いでタイガーに気付いたくらいです。

このリボン表現につきましてはまだ解明には時間が必要ですが、グラスどうしの交配でなぜこのようにソード表現この個体らの場合はボトムといった方が当たっているとおもいますが、現れるのか?

これはある意味で当然?といえます、まぁ簡単に表現すればボトムはグラスの原型であるということです。
乱暴な言い方をすれば基本的にはボトムとグラスは同系のものであるというはなしでありまして、当然といえば当然というぶるいです。

その内にまたご紹介いたしますが、これらの交配からF1同胎で得られたグラス個体の交配には普通にグラスがおりますしタイガーグラスも現れてきています。

ここで表現されてきているアクアマリン表現につきましては少々はなしが厄介になりますのでここでは構造的な部分は触れませんが、簡単に個体の透明度が上がるとグッピーは青い表現になると覚えておいていただければよいでしょう。

もうひとつこのプラチナ表現ですね、これもこうして簡単に表現してくることにはさしてめずらしいことではないのですが、近いところではドイツイエローが代進んでいくとプラチナドイツのようになってくる場合や、そうですねドットパールがプラチナを噛ませていないのにきれいにプラチナ表現になるなどと似た構造によるものです。
ひとことでいえばプラチナ表現またプラチナにも種類があるという訳です。
そうですねこうして表現されてきたプラチナ表現と遠いものでではプラチナショッカーのプラチナなどは異なるものです、プラチナ表現の強さも違いますしね。
この辺も真剣なはなしは深くなりますのでこうしたプラチナもあると理解していただいていただければよいでしょう。

ここではやはりこのリボンは謎ですナ・・・・・・・スワローはいまのところ出ていませんが。

今回一応目標のタイガーは得られましたがまだなにか起こりそうなタイガーですね・・・・・・・。
まだアイボリーで揃える仕事も残っておりますし、先は長そう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


Canon EOS 20D・EF50mm F2.5コンパクトマクロ Photo/S.kobayashi