■研究リポート 98.


透明鱗?のレース

■2012年08月の個体
透明鱗の個体は独特の雰囲気を出す

面白いレースが現れてきたのでご紹介します。

過去の品種を再構築するという事ではじめたツタンカーメンでありましたが、代が進むにつれて色々な表現が現れることになりました、これはけが?のこうみょうというやつでしょうか。

以前ご紹介しましたオールドファッションレッドテールラウンドもそうですが、この透明鱗のレースラウンドもその一つです。
レース自体透明度の高い品種なのですがこの場合一段と透明に近付いています、目やえらのあたりにご注目いただけますとこのシースルー感がご理解いただけるとおもいます。

面白い表現であることには間違いないのですが、このように色表現の手法?が少しずつ少なくなる方向には難しい一面も出てくると思います、たとえばこれだけ透明度が上がりながらアクママリンと言われる、つまりブルーの色彩表現を微塵も見せていないこと、まぁ鱗の反射が無くなっているのですからいたし方無いのでしょうが(単なる私の想像)その流れで言えばルブラ表現との絡みですとかある意味で今まで出来ないことが出来る?いや出来たことが出来なくなる、どちらにしてもグッピーという表現はネタに困らないですね。
研究リポートとしてご紹介した部分であります。




Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi