■研究リポート 94.


RREA フルルブラ

■2012年06月の個体
 
思いのほか尾型もソードになってきました。
 
ルブラ表現、光線の加減で色合いが変化します。


一応完成をみました、RREA種のフルルブラです、全身にルブラを表現したもので大変にきれいな品種になりました。

想像していたよりも尾型がソードに揃ってきております。
とにかく品種的な安定度を見るために5腹ほど仔をとって見ました、得られた仔は産むメスによってルブラ表現の発色に多少各個体ごとに時間的なズレはありますが成長とともにきれいなルブラ表現になります。
仔はまず青の発色がはじまり時間とともに赤味が増してきてルブラの発色になります、面白い発色過程です。
こうした変化はルブラ独特の色素砲によるものと思われます、とにかくきれいです。

尾びれについてですが、思うのほかダブルソード型に近づいており各メス固体によって多少のバラツキが見て取れますので、あくまで想像の域はいまのところ出ませんが、Xダブルソードの可能性が見えます、ここら辺はこれから先の話なるとおもいますが。

いざ作れといってできるフル表現ではありません、いわゆる派生型でありますこうしたルブラ表現の広がりは誠に歓迎できるものです、
貴重できれいな品種です。




Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi