美しい“メラニンブルー”


□2008年05月の固体たちです
このメタリックな深い青色は“メラニンブルー”という言語表現が的確です。
これは“ネオンタキシード”ではないのであります。
この固体はお歳でそろそろ尾びれが荒れてきていますが、尾びれは綺麗なメタリックダークブルーをしています。
これはまだ若い固体です。

現在昔の美しいネオンタキシードを見ることが出来なくなってしまいました。
通常市場で見られるタイプはもっと尾びれが水色(白いといった方が正しいかも)のものでしいていうとスカイブルータキシードといった方が解かりやすいかもしれません。

私の所でもネオンタキシードは温室移動の際に管理不足から昔からのタイプは絶やしてしまいました、全く残念なことをしました。
またこの頃のネオンタキシードをRREA種にした固体はいるので普通体色に戻したのですが、最近のドイツ同様ソリッドを持ち込んでおり現在思うに任せないでおりました。

ここでご紹介する固体はこんな折ブラックタキシードを繁殖している過程の1メス固体の仔が青の強弱はあるものの全てこうした表現になりました。

※ここでお話しているブラックタキシードは仔を取ると黒っぽいと青と赤とブラオ表現が出るという多分ブラックタキシード?ではなく得られる仔たちは100%ブラックタキシードが得られる昔ながらのタイプであることは書き添えておきます。

当然ベースはレッドです、またタキシードではありません、強いて言うならタキシード表現です。
そして多分固定できれば得られる仔は100%こうしたタキシード表現のネオンブルーになるハズです。
いかがでしょうか、また100%ブルーになる品種が・・・・・以後楽しみですネ〜。

ここからは与太話でありますから聞き流してください。
私が店長としてお店を任せていたきスタートしたのがかれこれ・・・・前で19歳の頃あります、何年前か知りたい方は計算してください。
その頃輸入されていたネオンタキシードの仔は100%ネオンタキシードになっていたような気がするのですが、その後ネオンタキシードの仔は段々に青・赤・ブラオ表現とバラケていったような・・・・・、もしかしてこれが本当は初期のネオンタキシードなんてことはないですよネ・・・・・・?・・・・・多分・・・・・・ないですよネ・・・・。
まあ今になってしまえば時の流れの中・・・・でありますが。


Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi