ギャラクシーブルーグラスの近況報告

□2008年04月の固体です




オリジナル番復活というまでにはいきませんが雰囲気は随分と出てきました。

ギャラクシーブルーグラスの基本的な構造はここ2〜3年で随分と解明されてきました。
上の画像の固体は唐沢氏直系にグラスにいったん戻したものです、ギャラクシー柄と背びれはそこそこになってきましたが尾びれの柄は出来ましたらもうすこし細かくしたいところです。

このようにギャラクシーブルーグラスのような遺伝的な要因が複雑に絡んだ品種の場合ただ代を重ね淘汰するだけでは補正しきれない部分がありかといって闇雲に他品種と交配させたところで帰ってやぶへびになってしまいます。
先ほど一旦グラスに戻した個体と説明いましましたが、こうした交配に使うグラスの固体は当然で揃っていることが条件になります。
これがグラスモザイクだったりグラスファンテール・・・・・etcだったりするとギャラクシーブルーグラスを再構築どころか崩壊の一途をたどることになってしまいます。

ギャラクシー表現の一つ一つを良く理解し丁寧な作業が要求されます。
ギャラクシーは一日にしてならずってところでしょうか。


Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi