ギャラクシーレッドテール

コブラとレッドテール交配の不思議

□2008年03月の固体です


ギャラクシーにレッドテールを交配させて、ギャラクシーレッドテールを・・・と言うのはギャラクシーずきならすぐに考える品種なのでありますが。
こうした交配をおやりになった方は「いや〜・・・・・・」とすぐにお判りになると思いますが意外や以外なかなか難しい表現で腰の部分がきれいな表現に二度となりません。

この品種への挑戦は随分と以前からやっているのですが、こうした交配から生まれたのがサンタマリアギャラクシーレッドテールでありましたが、それから先にはすすめず思うような表現にたどり着く事は出来ないで現在に至っておりました。

しかし、ここに来てやっとらしい表現の固体を得る事が出来るようになりまさに苦節何年( 少々オーバーでありますが)でありす
尾びれにはまだ黒いドットが少しはいりますが腰のギャラクシー模様はきちんと表現されこの固体はまだ若いものなので歳と共に細かい模様になっていくとおもいます。
プラチナの発色も大変に良く見栄えのある表現になりました。



これは典型的なレッドテールとコブラの交配固体レッドテールコブラ
腰の部分の拡大画像です、どうしてもこうしたハーフバンドが入る

上の画像は一般的な交配によって得られたレッドテールコブラ です、ギャラクシーも同様コブラ系品種ですからどうしても腰の部分に画像のようなハーフバンドが入りコブラ系品種独特の美しい模様を表現できないと言うのが欠点でありました。
またこうした構造のレッドテールとコブラ系を交配させた場合尾びれを綺麗なデルタ型を長期に渡って維持することは難しくどうしても何世代かで尾型の修正が必要でした。

今までとは異なった手法にて作出されたギャラクシーレットテールですがどこまで私たちの期待に答えてくれますでしょうか、楽しみなところです。


Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi