■品種研究リポート 33


ギャラクシーアクアマリン

Galaxy aquamarine

グラス模様の話
 
■2007年8月の固体です
 
交配した親からは想像も付かないような出来上がった仔が出現しました。
モザイクを交配したのにまだ若い固体ですが、尾びれの柄はグラス模様に近い表現になりました。
2006年より続けているギャラクシーアクアマリンのオスに交配しました、遺伝的な構造は基本的にY型ギャラクシーにX型ワイルドです
 
このラズリーアクアマリンモザイクのメスを使いました
遺伝的な構造はX型アクアマリンモザイクです
 

少々力技ではありますが、こうした方法もあるというお話です。
遺伝的にグラスであることという話とグラス模様を表現するということは似て非なるものということがお判りいただけるとこうした品種は一段と面白くなります。
実は知らず知らすに皆さんも実行されているのかも・・・・・・・。


■2006年3月の固体
 

18年3月の表現です。
とりあえず尾びれはつきました、とにかく全体に艶の良いタイプで、この透明感のあるプラチナブルーは大変に魅力があります。
尾びれはもう一ひねりほしいところでしょうか。



何度となくチヤレンジしている品種です。
今までのタイプは、違った手法で品種の成立を試みました。
ギャラクシーブルーグラスから出現する赤側のギャラクシーグラスとおそらくXワイルドと思われるRヘテロの雌個体との交配F1です。

思惑では交配したXワイルド個体がレッドテールを持っている可能性があるために、尾びれは単色ブルーになるのではと言うところでありましたが・・・・・・・・・。
体の色艶は申し分ありませんがさて尾びれはどうなります事か。


Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi