ラズリーアクアマリン

Lazuli aquamarine

尾びれがソード系のラズリーアクアマリンです
 
■全身淡いブルーの美しいグッピーです
■まだ若い固体です
■体に単眼模様の出るタイプもいます

この品種は元来フルブルーのグッピー作出、現在ではラズリーアクアマリンモザイクのさきがけとして作出を試みていた品種です、なぜ今ごろかと言いますと以前私のところにいたタイプは尾形がトップ付ボトムでありまして長期に渡る繁殖の過程で崩壊のうきめに合いました。
おかげで基本的な構造は明らかになりましたが、品種としては分解状態になってしまいました。
ここでお見せしている画像のタイプは、その中からきれいなボトムを表現していた雄の固体にXワイルドと思われる雌を交配させた仔たちで作り直したタイプです。
思惑どうり今のところ上手い表現になっています、このようなブルーの表現を追求するタイプの場合今までのグッピーの改良?方法の基本的な考え方である重ね技ではなく基本的にマイナスの構図を追求する方向があたりのようです。
ここら辺の発想は、US系のグッピーとの決定的な違いです、そうした意味では確かにこのブルーはジャパンブルーといえるのかも知れません。

この体、全体がきれいなブルーのこの品種はまことに新鮮に映るのですが、実はこれがグッピーの原色型?にかなり近いものだと言うことをご存知ですか。
簡素な構造で見せる難しさを思い知らせれるいち品種であります。


Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi