■品種研究リポート 7 Vol 2.


ノンパターン ウィーンエメラルド

No pattern Wien emerald

■2008年12月の固体です。

ご紹介してからすでに約一年半がすぎてしまいましたが、代が進み随分と安定してきました。
体の単眼模様と独特の模様は消失?したものの他の表現はウィーンエメラルドに忠実に表現されています。
ウィーンエメラルドの基本的構造を理解されている方には不思議に思えると思うのですが、なぜ単眼模様と独特の模様は消失してもこのように綺麗なウィーンと同じ表現を維持することができるのか・・・・・・・・・・・・・・・・。
これは大きな課題であります、どう理解すればよいのでしょうか?

このように柄が消えると簡単に転座したとか消えたとおっしゃる方がおられるのですが・・・・・確かにグッピー自体同じ親同士での交配・他品種との交配するたびにかなりの部分で転座が起こっていることは事実のようです。
しかし実際親と極端に違った表現の固体が現れた場合こう単純には行かないようです、この固体の場合はウィーンの単眼模様と独特の模様はもっているものの表現できずにいると考えるとこの固体を理解するのは難しくない?のでは・・・・・・・・・・・・・。
さしずめ模様無しウィーンとったところでしょうか。




■品種研究リポート 7 Vol 1.
■2007年07月の固体です!


ウィーンエメラルドからついに出現

It appears at last furom Wien emerald

今まで幾たびか出現しているのですが・・・・・・・・・
 
ウィーンエメラルドから出現した個体です、下の画像がウィーンエメラルドです。
ウィーンエメラルドから面白い?ように独特の体の模様が消えています、他の色合いや体形ははそのまま残って?います。

こうしたのとは、品種全般的におこることなのですが、ウィーンの場合このような個体が出現した場合こうした個体はかなり巨大化し、実施に別水草に分けて繁殖を試みても今まで次の代を残すにいたっておりません。
今回出現した個体は、サイズも変わる事無く次の代の期待が持てます。
このようにウィーン独特の模様が表現できなくなった場合の次世代への影響は大変に表興味のある所です。


Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi