■品種研究リポート 5


 ギャラクシーブルーグラスのプラチナは
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Galaxy grass・・・・

この固体は唐沢氏の直系ギャラクシーの赤側です


直系ギャラクシーにブルーグラスを交配させたの赤側のF1固体です
直系ギャラクシーに別系のブルーグラスを交配させたの赤側のF1固体です


参考画像・これがだいたいプラチナの基本的な色彩です

お客様からギャラクシーブルーグラスに付きましてどうしてもグラス模様が粗くなってしまうというお問い合わせいただく事が多いのでなるべくわかり易く原因を解説してみす 。

お話をお聞きいたしますと大体の場合グラス模様を良くしようと考えブルーグラスに交配されているようですが、これが非常に問題の部分なのです。

上の画像をご覧下さい、まず唐沢氏と言うのははじめて彼のところでギャラクシーとブルーグラスの交配からギャラクシーブルーグラスが出現してきている訳で、現在市場にいるギャラクシーブルーグラスはには何らかの形で彼のところのギャラクシーブルーグラスの血が含まれているわけです。

このギャラクシーブルーグラスはその時点でプラチナとコブラがYに同居する事でこのプラチナコブラの色合いが完成されていることは皆さんご存知の事と思います。

そして 彼のキャラクシーブルーグラスにはもう一つ大きな他のプラチナには今までありえなかった事がその時起こっていた事が最近になってはっきりしてきました。
この部分を無視して繁殖また他品種との交配をするとこの貴重なプラチナ種は今までのプラチナと同じものになり二度とこのすばらしい表現を見ることが出来なくなってしまいます。

前置きが長くなりましたが、この3タイプのギャラクシーブルーグラスの赤側を見てください、尾びれのグラス模様がブルーグラスと交配させたものは粗くなっているのはお分かりいただけると思います、それと尾びれの赤色がとてもきれいな表現をしてきています。
これが大変に問題の部分なのです、参考画像をご覧下さい。

この色合いをよくご覧下さい、通常プラチナ種は他の品種と色々と合わせなければこんな色合いを持っています、通常のプラチナはこのように単にプラチナ色というだけではなくこのようなプラスアルファーの色合いをあわせ持っているのです。

そこでこのギャラクシーグラス3タイプを再度ご覧下さい、明らかに直系のものは尾びれの色合いが違いますね。
つまりギャラクシーブルーグラスの
初期段階ではプラチナが通常のプラチナとは違うと言う事です、ギャラクシーブルーグラスに見られるように同居する表現の要因に影響を与える事無く素直にプラチナを表現できるプラチナは現在他に見ることが出来ません。

ここで言う直系というのはこの初期のプラチナが維持されているものです。
ここまで解ればキャラクシーブルーグラス再度チャレンジをいかがですか?


Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi